2024年12月21日 07時11分
《エコ 》
不用品再利用でごみ減量効果を検証~鹿屋市で試験回収
鹿屋市で、リユース品試験回収が令和6年12月15日、大姶良出張所で開催され、多くの地域住民が不用品等を持ち込み、ゼロカーボンシティの実現に向けた事業に協力した。
使わなくなったけど捨てるにはもったいない、不用品の再利用によるごみ減量の効果とその仕組みを検証しようと、リサイクル・リユース業者の㈱ECOMMITと連携して実施したもの。一昨年からスタートし、今回で5回目の開催となった。
今後は、持ち込まれた雑貨や食器類などから再利用できた物品の割合を検証するなどして、ゼロカーボンシティの実現に向けた施策に反映させる事業で、これまで2022年に鹿屋市役所、吾平保健センター、2023年に串良町の環境ふれあい館、2024年に鹿屋市農業研修センター、今回の鹿屋市大姶良出張所。
今後同イベントは、来年2月、3月に開催予定となっている。
循環型社会に向けた不要品の回収・選別・再流通のインフラを構築する㈱ECOMMIT営業開発部営業企画グループの山田 一哉サブマネージャーは、「地域の皆様に持ち込んでいただいたリユース品を一つひとつ丁寧に選別をさせてもらい引き取り、海外も含めた弊社の多様な再流通先とのマッチングにより、リユースを優先に、リユースが難しいものはリサイクルへと循環。
試験回収で実証し、地域割りなどもまた考え、今後も廃棄を最小限にまで抑えていくお手伝いをさせていただきたい」など話していた。