2025年04月22日 18時43分

《オーガニック 》

無農薬、無化学肥料お米をおいしく 食と健康~お結びの会

トリゴネリンなどの機能性食品についての講演も

 食と健康がテーマ「お結びの会」が、2025年7月19日、鹿児島市のかごしま県民交流センターで開催され、無農薬、無化学肥料の祝子(ほうり)農園のお米を使いお結びを作ってのランチ会と、日本の食が危ない、食と健康がテーマで、トリゴネリンなどの機能性食品について。
 また平安に生きていくための秘訣などの講演を聞き、鹿屋市からも参加し交流も深めた。

 お結びの会第一部は、宮崎県延岡市で、無農薬、無化学肥料でお米を育てている祝子農園のお米でお結びを作ってのランチ会。
 祝子農園の松田宗史さんは、植物本来の力を最大限に発揮させ、植物にも人間にも優しい農業で、米生産から商品開発まで輪を広げ、地域活性化にも貢献していて、そのお米を使ったおむすびづくりとランチ会。

 松田さんの育てたお米や漬物、味噌汁などで、自分が握ったおにぎりを美味しくほお張っていた。

 第2部は、松田宗史氏のお米作りの話。
 お米の稲苗を作るときに農薬を使うと、ネオニコチノイドの入った種が芽を出して苗木になる。その農薬を稲の体に吸い上げ、それを田植えをする。
 稲刈りをするまでに稲の中に農薬の成分が残っていて、虫が稲の葉っぱをかじるところりといく。
 人間の身体は大きいからころりといかないけど、農薬の成分は神経毒で、最近は学校でも発達障害の子どもたちが10人か15人に1人の割合でいる。

 それはネオニコチノイドが原因だと分かっている。欧米ではそうだが、日本では知らん顔をしている。 
 ネオニコチノイドの種類は500種類あり、家庭の中にもいっぱいある。犬猫のダニ除けの首輪や殺虫剤にも入っている。

 神経毒だから小さな子供がこわい。神経をやられるから発達障害になる。

 無農薬と無化学肥料で米を作っている、除草剤も自然界の中では分解されない。ベトナム戦争での枯葉剤が主成分。在庫がいっぱいあり、何に使うか…と除草剤にし世界中に売った。

 今は、米国では訴訟がおこり、欧州では発売禁止になったが、グリホサートという名前を変えて売ったが、日本が一番使っている。韓国もそう。ドラッグストアーなどで売られている…など日本の食の危なさを話し、無農薬、無化学肥料のお米の作り方など話した。

 トリゴネリンなどの機能性食品については、元県議会副議長で薬剤師、鹿児島女子短期大学客員研究員の武昭一氏が講演。

 鹿児島が世界に誇れる伝統野菜である桜島大根に含まれるトリゴネリンという機能性成分は、血管機能を改善することで血管を強くしなやかに伸び縮みさせる作用がある。

 また奄美大島で長生きの人が多いのは、黒砂糖の成分、そしてサトウキビ酢の成分など、抗酸化力にある。

 がんになりやすいのは、低体温と酸素が足りないことにある。野菜を食べ、運動不足など気と血と水が大事…など話した。

 最後に、㈲東洋医学研究所の福元佑弥氏が、著書の「フォンベルト地球第七周期の終わり」を書いたいきさつ、日本語と日本人、人間と自然の本来の姿を取り戻す
…などの講演を行った。

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