2025年01月27日 10時44分

《トピックス 》

旭日双光章受章の久保薗東一氏 GG場にテーブル等寄贈

 令和6年秋の叙勲、旭日双光章を受章した鹿屋市の久保薗東一さん(79)は、かのやグラウンドゴルフ場に特注のテーブルと椅子の6セットとコースベンチを寄贈、令和7年1月23日、妻の芳子さんとともに同ゴルフ場を訪れ贈呈式が行われた。

 久保薗さんが「この度、はからずも秋の叙勲、旭日双光章を賜り、何か記念として残す事は出来ないかと考えていたところ、家内から提案がありました。

 私共がお世話になっているこのゴルフ場にテーブルと長椅子が足りない事を知り、市民スポーツ課に相談しましたところ、快く受け入れて頂きましたが、お店周りをしても既製品の外部で使うテーブルは見つかりませんでした。

 そこで私か設計をして大工さんと打合せを行い、特別に作って貰いやっと本日を迎える事が出来ました。
 この広い会場に、十分とは言えませんが少しでもお役に立てればと思っています。」とあいさつし、目録を中西茂鹿屋市長に手渡した。


 中西市長が「1000人参加の大会が開催でき、年間4万人利用のあるグラウンドゴルフ場で、市民の健康増進を協会の皆様といっしょになって取り組んでいる。利用する際に休憩し、ワイワイ楽しく交流を行う場が増え、多くの市民の憩いの場となりますよう」。

 鹿屋グラウンドゴルフ協会の梅田茂会長が「近年の地球温暖化もあり、熱中症対策としての休憩の場、参加者同士の親睦、憩いの場として、末永く大事に使いたいと思います」などお礼の言葉を述べ、寄贈されたテーブルや椅子を前に記念撮影、早速、木陰のある場所に設置された。

 寄贈されたのは、テーブル6台、長椅子12脚、コースベンチ6脚。

 いずれも特注で、建築士の資格を持つ久保薗氏が設計し、テーブルの天板はキッチンなどで使う材が用いられ枠はステンレス製、防雨、防腐加工がしてあり、椅子はアルミ製となっている。

 久保薗氏は、鹿児島県宅地建物取引業協会の県の役員を23年、県の副会長を5年、県の議長や支部長も長年務め、今回の不動産関係では全国で3人という旭日双光章受章。
 業界の発展に大きく寄与してきた。

 久保薗氏は「叙勲の栄を受け、祝賀会などのお話も周りから受けましたが、今回、私ども夫婦もお世話になっているグラウンドゴルフ場を皆さんが気持ちよく利用していただけるよう、夫婦でこの寄贈を決めました。」など語っていた。

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