2024年09月22日 15時05分

《地域づくり 》

鹿屋市でこども食堂×防災ワークショップ

 こども食堂防災拠点化プロジェクト「こども食堂×防災ワークショップ~「もしも」が話せる「いつも」の関係~が、令和6年9月17日、串良ふれあいセンターで開催され、こども食堂運営者などが参加し、災害を想定しての行動をチェックし合った。

 地域や多世代の交流拠点として活動しているこども食堂の「防災力」を考えるワークショップが鹿屋市で開かれたもの。

 認定NPO法人全国こども食堂支援センター、むすびえが2019年から継続している「こども食堂防災拠点プロジェクト」の一環で開催されたもので、鹿児島県では初めて行われた。

 この日は、NPO法人かごしまこども食堂支援センターたくしての園田愛美理事長が開会あいさつ。
 おおすみこども食堂サロンの北郷いずみさんが趣旨説明。

 むすびえ防災セミナーとして、こども食堂地域防災拠点化プロジェクトが紹介され、防災コンサルタントMamoruwa(マモルワ)の黒木淳子代表が、こども食堂が地域の防災拠点になりえ、災害時にできること…など説明。

 実際、災害が発生したときを想定して、参加者をこどもたちの役、避難訓練側として「経路確保係」「誘導係」「通報係」「初期消火係」「持ち出し係」など役割を決め、火事だと連呼し、消火器を持ったり、こどもの中にはぐずって移動しない子やおびえて隠れている子がいて、協力して外に誘導するなどの行動を確認し合っていた。

 被災地炊出し体験談講話もあり、ことぶき元気こども食堂の大西文雄氏が、熊本震災での炊き出しで現地に何度も行ってボランティアした経験談を話した。

 また株式会社志布志フーズの協力で、防災食を体験してみよう!として、水だけでも調理可能な志布志安心ご飯の試食もあった。

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