《雑草 》
家族でとんかつ談義~ストレスのない身近な話題で…
私の周りに存在する様々な雑念が一時の間消えて、身近な事柄を記述する様な気分になり、気持ちは晴れやかになった。
だが急に朝の冷え込みが強く成り体調に気を付けなければと思う歳になったこの頃です。
私の住む家の傍にJA鹿屋の農産物総合直売センターがあり、笠之原の296号線と220号線の交差点を吾平方面に直進する農免道路交差点右角に広い駐車場があり、地産地消を標榜する、総合食品ショップ「どっさい市場」がある。
一時期NHKテレビでお馴染みの「おむすび」の糸島~鹿屋間の直行便が,開設された処で残念でなりませんが、開設間もなく、路線が廃止されてしまった。
理由は糸島の運行会社の倒産と聞いていますが詳細は分からない。コロナ禍も含め景気の良く無い時期だったせいか、将来また再開されることを願い、この件は割愛します。
話を本題に戻して、此処の「とんかつ」を息子と女房が買ってきて皆で食べた処、この味は何と云えぬ独特な風味のある美味さで、何処で買ったかと聞いたら「どっさい市場」と言う。
風味は私達にははじめて味合うもので、茶の葉を餌に交えて与えていると言う道理で風味が良かった。冷茶を朝湯飲み茶わん一杯飲むのですぐ分かった。
幼い頃冷茶にはタンニンの薬味やビタミン等が含まれていると聞かされた事を思い出し、急須の中の飲み残しの茶はすてないようにしている。
息子と「とんかつ」の話は其れでは済まず、笠之原交差点を「どっさい市場」の反対方向に同じぐらい行くと「トライアル」という総合スーパーがある。
そこで「とんかつ」の揚げたてを買ってきて、此処の「とんかつ」は如何かと尋ねる。
此処の「とんかつ」は分厚く15㍉くらいある、良く揚がっているが、分厚いせいで大味であった。
味はブラックペッパやあらびきガーリックと焼き塩で、お好みで食べるんだと言う。それもそうだと思ったが値段は何方も変わらないが、分厚い分だけ得かと言ってトライルの「とんかつ」は全店舗恐らく同じではないかと思った。
息子はトライアルの「とんかつ」を買ってくるのでお好みで食べてくるれと言って議論は収まったが、トライルは福岡が本拠地で現在本州にも拡張していると言う。
食べたい時に食指に合うものを食べよう
安く客から好まれる商品を提供する姿勢であると思うが、私には「どっさい市場」の「とんかつ」に関してはファンが多いと思った。
此処の肉はブランド化されている様で「茶美豚」とか言われて不動の商品になっているそうだ。
それぞれに特徴を持つ商品で顧客を掴むことは商売上絶対有利であり、熟年になると情緒や風流を好み総体的な嗜好を求める様になる。
比較的若者は豪快さと満足を追求するので、それぞれに好みに合った顧客がバリエーションを楽しみ食べ方を楽しめば良い。
息子とは食べたい時に食指に合うものを食べようと言う話に落ち着いた。長閑な一時を「とんかつ」談議に夢中になるのも平和な証で時にはこの様な時間を持つ事も良いと思う。
私は食後に、自己流の和風カクテルを作って飲むのも疲れた時など一週間に一度あるので習慣にはしない様にして嗜む程度にしている。
意外と現代人は知られていないのではないかと思い披露してみる。焼酎をコップに5対5を目途に注ぎ紫蘇の葉だけで漬けた梅を、好みで1個か2個を入れお湯を入れて混ぜて飲む。
砂糖は使用してない梅で約10g程度の食塩と紫蘇の葉で日干した梅であれば、不思議な甘い味を醸し出してくれる砂糖を入れて無いのだが甘みが出て紫蘇と梅の絡みが絶妙で、昔の爺さん達が好んで薬酒として飲んでいた話を聞いた事がある。
持病と上手く付き合いながら
高齢になると血糖値や食塩に気を遣うが、それを参考にして時たま梅カクテルを楽しんでいる。
心筋梗塞や脳梗塞の持病と糖尿病を抱え上手く付き合いながら87歳を迎える。
85歳まで生きられればと思っていたが、この調子では90歳まで行けるかも知れない。
主治医の新井先生に感謝しつつ、ストレスのない身近な雑草の話題を見付けて、楽しめる様に記述してみたいと思う今日この頃です。(岩重20241123)