2024年08月17日 17時41分

《雑草 》

苦渋の決断から新生自民党の再出発を衷心より願う

 パリオリンピックも冒頭で高速鉄道のあわやの信号系事故があり、大混乱を起こすかと思われたが流石フランスは威信にかけて早急に回復させ混乱は免れ、開会式は前代未聞のセーヌ川で船上パレードを行った。

 あれだけの選手と観覧船を集め船上パーティだけでも無事成功させることは大変であったろう。微微細細な事はあったがオリンピックは大成功であった。

 ウクライナの選手が金メダルを取ったのには感動したのは私だけでなく世界中の人々が感動したと思う。日本も金メダル20個を取り総計銀12個・銅13個を獲得し全体的に好結果であった。

 岸田総理も国際外交に努力したが、キングメーカーの麻生氏と菅氏から信頼の絆を閉ざされれば引退せざるを得なかったのか。
 岸田総理は良く奮闘したが裏金の禁断の実をもぎ取った事は、議員諸氏からは不評であったかも知れない。キングメーカーの麻生氏は如何にもならかった。良く頑張った誰にも出来ないことに手を付けた事は評価されるご苦労様でした。

 アメリカ大統領選挙はハリス副大統領がトランプ氏を追い上げているので、ハリス氏の人気が上がって来ており経済界にはアメリカ・ファスト主義より国際協調主義の方が、日本にとっては良いと経済学者は口をそろえて言う。

 日本の総理には石破氏や小泉氏と上川外務大臣・高市女史と岸田路線を踏襲するベテラン議員がいるが、石破氏が力を持つ議員に頭を下げることが出来ないきらいがあった。

 豊臣秀吉流の流儀で芝居に誘い政局を乗り切る度量があれば本命と思うのだが、政界に人気のある議員になることも大切である。最近は大分丸くなり苦労したのだろうか、派閥がどれだけ崩壊したか岸田氏の功績が功を奏し派閥解体で新しい政界の誕生になれば政局の次元が替わっている。

 上川外務大臣は精力的に国際外交に奔走していたし、河野(デジタル)大臣は麻生氏とタッグを組めても敵が多いが、何れにしても麻生氏と河野氏に菅氏の動きはどう動くかである。

 派閥が無くなった政界の動きはどの様にまとまるか、新しい若手の議員に能力のある人が台頭するのも見ものである。これを機に国際的な政局の安定と景気回復を願いたいし、アメリカ大統領が何方になっても我が国の経済と外交と安全は確り守って欲しいと願うものである。  

 週明けから動きがあるが岸田氏の意向は内に秘めての動きがあり、岸田氏の画策した具体策を継承する腹心はいた筈だ。
 総裁選候補は自民党長老格の事前根回しを、封じた格好の突然の出馬断念であった。

 岸田総理は長老格の影響力を少しでも削ぐことを考えたのだろう、岸田総理続投で若手とベテランと女性大臣を起用して乗り切れなかったのだろうか。志し半ばで残念であろうが潔く新総裁選に委ねることも、次のステップを考慮すれば最善の決断だったと思う。

 改革は苦渋の決断であった新総裁が新しい自民党を再生し、岸田総理の奮闘した部分は評価して逆行は自民党崩壊に繋がることを避け、新生自民党の再出発を衷心より願うものです。
 大変なご苦労であった事は私達にも理解出来ました、そう感じた方も大勢いたのも事実です。ご苦労さまでした任期まで見守って次期総理に託して欲しい。

ウクライナとパレスチナの問題を日本も国際協調し解決を

 話は飛躍しますが、パレスチナとイスラエルのガザ地区の紛争解決と、ウクライナとロシアの戦争の問題もお互いに紛争解決をしなければならない時期に来ている。
 内外的に多難な時であるが、仲裁は時の氏神と古い諺がある様に、何とか国際協調して解決できないものか。国際環境も変わって来つつあるので一国での仲裁は多難であるから、国際連合で日本が膝を折った様に問題解決はあると思う。

 ロシアもオリンピックに参加できず寂しい思いであったろうが、ウクライナは逆境苦境の中に参加して、金メダル3個を含む12個のメダルを持って帰った。
 母国の名誉の為と勝利の為にと誇らしげに金メダルを掲げる選手に感動した人は多かった。日本も大変な時だが国際的な平和を考える時に来ている。日本が古い体質が脱却して、リーダーシップの一員に加わり何とかウクライナとパレスチナの問題解決を国際協調して解決して欲しいと願うものだ。(岩重20240817)

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