《観光 》
8/8 垂水市のアコウ並木にグランピング施設 プレオープン
垂水市の約1キロのアコウ並木がある海岸沿いに、グランピング施設「THOUSAND GARDEN TARUMIZU(サウザンド ガーデン たるみず)が、2024年8月8日、関係者を中心にプレオープン、10月にグランドオープンする予定。
写真=フロント カフェ
写真=カフェ室内
写真=カフェ テラス
写真=カフェ 展望デッキ
運営をするのは、垂水市の株式会社DENKEN(佐之瀬いずみ代表取締役)。
アコウの大木が約40本並ぶ宮脇公園を令和6年4月から指定管理者として官民連携でこの事業をスタートさせた。
グランピングを中心とした様々なコンテンツを楽しむことができる新たなランドマーク施設として垂水市に誕生します。
地元の食・人・文化を積極的に取り入れた「ローカルファースト」の価値観を軸に垂水市のまちや自然と共鳴して、この地ならではの特別なエンターテイメントをご提供。絶え間なく笑顔が生まれる、誰にとっても心地良い「憩いの庭」のような存在を目指します…とPR。
カフェは10日、BBQは15日スタート予定
THOUSANDは、1km(1000m)の海沿いに位置することから名前が付き、トレーラーハウスをベースに、フロント・カフェ棟、宿泊棟2の3棟でスタートし、今後さらに整備されていくという。
管理棟にあるカフェは8月10日にオープン予定で、宿泊棟には、手ぶらで楽しめるバーベキューエリアがあり15日からスタート。
屋上からの眺望も楽しめ、錦江湾、開聞岳を眺めながら、夕方には沈む夕日をバックに地元産の食材で食事もできる。
10月グランドオープン予定のグランピング施設での宿泊の基本料金は、大人4人が泊まれ、1泊2食付きで1人が2万5千円、素泊まりだと1人2万円。
ほか、2人や1人での貸し切りなど、詳しいことは問い合わせを。
写真=ゲストルーム NOUTH
代表取締役の佐之瀬さんは「この垂水市にはすごくいいところだと思っており、その観光拠点の一つになれば…という思いでオープン。
鹿児島市内に人が流れ、九州でもリゾートというと沖縄というイメージがありますが、身近に自然に恵まれたところを県外、国外に人にも知ってもらい、この大隅半島の中で食や観光、宿泊も完結できるという観光ルートになっていけばと思います。
垂水市も高齢化や人口減少が進んでいく中で、自分たちのこのまちを誇りに思ってにぎわっていくのに、少しでも力になりたい。日本全体で言われている中、自然や食などこの地域から発信していくというつもりでチャレンジしていきます」と語っていた。
写真=ゲストルーム SOUTH
垂水市としては、道の駅たるみず湯ったり館、猿ヶ城渓谷にある森の駅たるみず、マリンスポーツが楽しめる道の駅たるみずはまびらに続く、4つ目の観光施設として関係人口増が期待されている。
8日には、プレオープンセレモニーが開催され、本格オープンに向け着々と準備が進められていく。
THOUSAND GARDEN TARUMIZU 公式HP