2024年05月28日 17時36分

《大隅点描 》

キンポウゲの八重咲き~別名を付けたいほど

 キンポウゲは、野原の土手や道端などに、ごく普通に生え、一帯は黄色の花で染まる。

 一般的には雑草の類に入るが、中には数百万本に1本の割合で八重咲きの花が見られ貴重である。

 キンポウゲ同様に八重咲きの花も黄色であるが、八重の花弁は金属質で本物の金の輝きに感じられ、別名を付けたいほどである。

 もし八重咲きの群落が発見されたとしたら、これはもう地域の資源となろう。

 大隅の自然歴史研究 坂元二三夫

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