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はたと閃く光の実験~肝付町YACうちのうら銀河分団活動
肝付町YACうちのうら銀河分団活動「はたと閃く光の実験」が、令和7年6月21日、内之浦銀河アリーナで開催され、同分団団員らが、楽しい実験で科学の面白さを体感した。



このイベントは、鹿児島大学DXコネクトセンターと理学部の秦浩起准教授の協力で、同分団団員に向けて光の実験として行われたもの。
子どもたちに科学実験を体験してもらうことで、その面白さや達成感を味わい、少しでも科学やものづくりへの興味が促されることが目的。


この日は、高山小、宮富小、国見小、高山中、楠隼中の26人の団員など38人が参加。
秦准教授により、光の色の見え方は電波や赤外線、紫外線、X線など混ざった光が分解される…など説明。
目に見える光は、例えばリンゴに白い光があたって、主に赤い光を散乱しそれが目に入ると赤いリンゴに見える。他の光はリンゴが吸収。
色が見える仕組みと光の合成,そしてモニタ表示。
目の神経細胞は、赤用、緑用、青用の3種類。黄色光が入ると、赤用と緑用がすこしずつ反応し、脳が黄色と認識。
そこで、赤色光と緑色光で黄色光と認識させる…など話し、実際、遠くから見た赤、緑、青の光が白く見えたり、赤、緑、青のライトを使い、重なった部分の色が何色に見えるか実験した。
また、紙で作った三色の独楽を回して何色になるかも実験。
光が分解したり、吸収されたりする実験を、実際楽しく体験した。



うちのうら銀河分団は、宇宙や科学の基本的情報及び知識を提供することにより、探求と向上店を促し、活発な国際交流を行って、豊かで平和な国際社会に貢献できる人材を成するなど、青少年の健全な育成を目的とし、肝付町の小中学生で年間を通じて活動。
この日は、鹿児島大学出前講座で、科学の不思議を楽しく探る「理学LABO」として開催された。