《行政 》
松山雄磨消防副士長の「響け!Cantare」が最優秀賞
大隅肝属地区消防組合消防職員意見発表会
大隅肝属地区消防組合消防職員意見発表会が、令和6年2月28日開催され、同管内の6職員が発表、中央消防署の松山雄磨消防副士長が最優秀賞となり、県大会出場が決まった。
消防職員意見発表会は全国に繋がる大会で、全国9支部から選抜された10名の消防職員が、職務を通じての体験、業務に対する提言や取り組むべき課題などについて自由に発表し、消防業務の諸問題に関する一層の知識の研さんや意識の高揚を図ることを目的として、毎年、開催されている。
この発表会での最優秀賞の1人が、令和6年4月5日に伊佐市で開催される、第47回鹿児島県消防職員意見発表会に大隅肝属地区消防組合代表として出場し、九州大会、全国大会に出場する。
この日の発表会では、内山智文消防長があいさつし、特別審査員の鹿屋市教育委員会学校教育課の新屋公彦課長、南九州新聞社の米永新人代表取締役を紹介。
次の6職員が発表した。
東部消防署 應本宏太消防士 「一人前の消防士になるために」
南部消防署 下濵巧消防士 「キセキから学ぶ」
東部消防署 日高佑政消防士 「かけがえのないもの」
中央消防署 樫脇亜沙美消防副上長 「予防救急のチカラを信じて」
中央消防署 松山雄磨消防副士長 「響け!Cantare」
南部消防署 百枝友粋消防士 「備えあれば憂いなし」
それぞれ、職務を通じて感じている課題を提言として、力を込めて発表した結果、消防音楽隊として活動するなか、全国で統一した新しい防災の音楽を創り、全国での広報活動でこの曲を流す…など提案した松山雄磨消防副上長が最優秀賞、小中学校での防災訓練を子どもたちだけでなく、先生に向けて取り組みたい…と訴えた下濵巧消防士が優秀賞、他の4人は奨励賞となった。
内山消防長から表彰場が手渡され、特別審査員講評があった。
なお、第44回全国消防職員意見発表会では、同組合から県大会、球種大会と勝ち上がった中央消防署の甫村亮消防副士長が、「瞳が輝く子どもたちと共に」で最優秀賞を受賞している。