2024年04月08日 17時56分

《戦争と平和 》

哀悼の意を捧げ花を供え~旧鹿屋航空基地特攻戦没者追悼式

 第67回旧鹿屋航空基地特別攻撃隊戦没者追悼式が、令和6年4月6日、鹿屋市文化会館で開催され、戦没者遺族ら約200人が参加した。

写真=献花する大西第一航空群司令

 太平洋戦争中に旧海軍鹿屋航空基地を飛び立ち、国難に殉ぜられた御霊を慰め、また、悲惨な歴史と幾多の尊い犠牲があった真実を次の世代に語り継いでいくとともに、恒久平和の実現を祈念したもの。

 参列したのは、戦没者遺族約100人と鹿屋市長、鹿屋市議会議長、海上自衛隊鹿屋航空基地第一群司令、一般市民ら。

写真=平和へのメッセージ朗読する緒方ららさん

 この日は、原口学鹿屋市副市長が開式のことばを行い、中西茂鹿屋市長が式辞、花牟礼薫鹿屋市市議会議長、海上自衛隊第1航空群の大西哲群司令、戦没者遺族代表して北海道札幌市在住の茂木尚さんが「特攻隊員が命を懸けて守ろうとした日本が、再び戦争の惨禍に巻き込まれないよう努力を続けなければなりません」など、追悼のことばを述べた。

 戦没者遺族らによる献花があり、かのや未来創造プログラム平和の花束2023学校代表の細山田中学校1年、緒方ららさんによる「このことは忘れてはいけない」、平和へのメッセージ朗読があった。

 通常の規模に戻っての開催は5年ぶり。参列者は哀悼の意を捧げ花を供えていた。

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