2024年06月10日 16時11分

《行政 》

中西茂市長 不適切発言で3ケ月、1/10減給条例案上程

令和6年6月14日開会の定例議会へ

 鹿屋市の中西茂茂市長は、墜落事故があった海上自衛隊SH60K哨戒ヘリコプターの同型機が写った記念切手シート贈呈を受けた際の不適切発言に関して、令和6年6月14日開会の定例議会で、市長の給料月額について、3ケ月間、10分の1を減じる条例を提出する。

 これは、7日非公開で行われた市議会議会運営委員会を経て、10日行われた令和6年6月議会の記者説明の中で公表されたもので、議案第51号、鹿屋市特別職の給与に関する条例の一部改正について「市長の給料の額は、令和6年7月1日から同年9月30日までの間は、10分の1を減じて得た額とする」という内容。

 中西市長は、記者団の質問に対して「市民の皆様から選挙を通じて当選させていただいた市民の多くからの負託を受けた私の大事な責任であり、それは果たしていきたい。

 その中でどういう責任取り方があるのかについて減給処分としたわけで、その期間と金額の決め方については、いろんな形、謝罪で済ませる方、議会からの辞職勧告、それを受けて辞職、あるいは辞職しない方もいらっしゃる中で、不適切で配慮に欠いた発言を他と比較するのは、なかなか難しい。

 事務方からの本市あるいは全国での事例を調べてもらい適切に判断したということあり、条例を議会に提出しておりますので、議会の中でご審議をしていただければ幸いだと思います」など語った。

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