2024年04月24日 12時27分

《政経・産業 》

記念切手のヘリ 「事故後だから値打ちある」鹿屋市長が発言、「不適切」と取り消し、謝罪

 鹿屋市の中西茂市長は23日、市役所であった日本郵便九州支社によるエアメモリアルinかのやの記念切手贈呈式で、墜落事故があった海上自衛隊のSH60K哨戒ヘリコプターの同型機が写った切手について「事故後であり、値打ちがある」などと述べ、直後に市が海上自衛隊鹿屋航空基地の幹部に発言の取り消しを求め、24日には直接海自鹿屋基地へ出向き、謝罪をするという。

写真=記者団に説明する中西茂市長

 また、基地に出向く前に市役所内で記者団に対し、事故での行方不明者、家族や関係者にお詫びのことばを述べ、発言の内容とその取り消しについて説明を行った。

 贈呈式は23日午後1時半から始まり、写真撮影後、中西市長は同基地幹部や郵便局長らが同席する中、「事故後のすぐの写真で値打ちがあるんじゃない」と発言。
 市は「不適切な表現」と受け止め、午後5時すぎ、同幹部に電話で発言の取り消しを求めたという。

 なお、伊豆諸島の鳥島東方海域での事故で、大村航空基地所属ヘリに搭乗し行方不明となっている甲斐仁蔵海士長(21)は、鹿屋市出身。

 海自鹿屋航空基地第212教育航空隊では、同事故を受け、22日から同型機の運用を自粛している。再開時期は未定。

写真=記念切手発売贈呈式であいさつする中西市長

 記念切手シートは、日本郵便が海自鹿屋航空基地の基地開放や開隊70周年を記念して作成。同シートには、桜島などを背景に飛行する同型機の写真3枚が使われて、25日からの販売される予定。

写真=発売される記念切手シート

 中西市長は、令和6年4月23日の発言についてのお詫びを次の内容で行い24日、文書で公表した。

 昨日行われた.日本郵便㈱九州支社によるエアーメモリアルinかのやの記念切手シートの本市への贈呈の際、切手の図案に対し不適切で配慮を欠いた発言をいたしました。

 この発言は、自衛隊関係者の皆様をはじめ.多くの皆様に不快な思いをさせたものと認識しておりまず。

 海上自衛隊鹿屋航空基地には、発言を取り消させていただき、御理解いただいたところではありますが、今回の件に関しましては、多くの皆様に多大なる御迷惑をお掛け致しましたこと、心から深くお詫び申し上げます。

令和6年4月24日
鹿屋市長中西茂

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