2024年06月09日 09時27分

《地域づくり 》

鹿屋空き家活用プロジェクト設立 岩元邸再生や商店街賑わい

 鹿屋空き家活用プロジェクト設立総会が令和6年6月2日、鹿屋市本町の岩元邸で行われ、築102年の岩元邸の再生や商店街の空き店舗活用などについて、今後さらに活動していく組織として設立された。

 同プロジェクトは、築102年を超える80坪の歴史的建造物である岩元邸の利活用を通じて、鹿屋市本町の中心市街地に古き良き時代の面影を残すにぎわいの場を創出することが目的。

 岩元邸は、その長い歴史とともに街の記憶と文化を現代に伝える貴重な資産。この歴史的建造物を利活用し、地域に新たな魅力をもたらすことで、街の歴史を感じることができる「にぎわいづくりの拠点」としての機能を目指し、岩元邸が持つ歴史的価値を保全しながら、現代の生活にも密接に関わる形でその魅力を再発見し、地域住民および訪問者に親しんでもらうことを目指している。また、町内会や商店街との連携を深め、岩元邸を中心に地域全体の活性化を図っていく。

 同邸では、これまで空き家を活用した商店街のにぎわいづくり創出事業で、ワークショップの開催し、地域住民の交流の場やにぎわいの場を創出するため、また地域の活用可能な空き家を把握し空き家活用策の提案を基にした地域活性化へとつなげるための活動をしてきた。

 それら活動を改めて組織化し、今後1年間の活動計画や今後の在り方などについて話し合ったもの。

写真=久木田弘氏が商店街の現状など含めあいさつ

 本町一番商店街の久木田弘前理事長が、設立趣旨も含め「40年くらい前、桜デパート、遠矢百貨店があって一番賑やかだったころのここの商店街は70店舗ほどあったのですが、今は13店舗しかなく空き家も増え寂しい地区になっている。

 アーケードなど活性化のためのいろんな活動もやってきました。ただ店舗はなかなか埋まらない。商店街に人が来ることを考えていたところ、5年前まで住んでいたこの岩元邸の家主さんと連絡し、商店街のために使ってくださいと許可をもらってワークショップ等を続けてきました。

 今後は、さらにみんなで知恵を出し合い利活用するアイデアを出してもらい、商店街の活性化にも繋げていけるよう組織を広げ、ここでの交流を図っていきたい」などあいさつ。

 これまでの活動の経過報告と、ワークショップでのアンケート集計が示されたあと、設立趣旨や岩元邸の利活用をとおして、鹿屋市本町のにぎわいを創出し、地域の活性化とコミユニテイづくりを図ることを目的とする…などの規約と組織図を決めた。

 令和6年度活動方針が次の概要で決められた。
 鹿屋空き家活用プロジェクトは、岩元邸の歴史的価値を保全しながら、鹿屋市本町の中心市街地で古き良き時代の面影を残し、地域の新たな魅力と活性化を目指します。この活動は、歴史と現代が融合したにぎわいの場を創出し、次世代に豊かな文化的遺産を繋げていくことを目的としています。

 プロジェクトによる企画運営を進め、家主との連絡調整、小規模な補修、使用希望者の募集及び調整を行うなどの自主事業。

 当分の間(2年間を目安に)、大規模な改修を必要としない範囲での貸出(使用)を促進し、賑わいの創出を目指す貸出事業。
 正会員の他に、協力団体会員、サポート会員を募集。

 令和6年度収支予算が決められたあと、次の役員が決められた。

会長=久木田弘
副会長=山下勝紀、遠矢達一
事務局長=米永新人
事務局次長=鈴木健太
書記=浜田幸夫
監事=落司ひとみ、茅島健一

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