《行政 》
8/8~特別企画展 11/2合同追悼式など 鹿屋市戦後80年事業
鹿屋市では、戦後80年という大きな節目を迎えるに当たり、戦争を知らない世代が多くなっている今、戦争の悲惨さや平和の尊さを次世代へつなぐため、これまでの取組を発展させるとともに、いくつかの新たな取組を実施する。

《特別企画展》
令和7年8月8日(金)~8月17日(日)10:00~20:00
リナシティかのや2階ギャラリー
オープニングセレモニーは、8月8日(金)10:00 ~
これまで収集した資料や制作した映像などを用いて、鹿屋の「戦争」や「当時の暮らし」に焦点を当て、8つのエリアテーマを設けた企画展を開催。
展示テーマ(主な内容)
①鹿屋の戦争歴史 (戦前・中・後の年表、昭和の映像放映 等)
②残したい戦争の記憶 (戦争体験者のインタビュー映像・聞き取り内容の展示 等)
③神雷部隊と特攻の記憶(実寸大桜花模型、野里国民学校ジオラマの展示 等)
④VRで知る鹿屋の戦争(VR ゴーグルによる3種類の映像閲覧)
⑤B29 墜落の記憶「恩讐を超えて」(B29 残骸の展示、戦跡3D データの展示 等)
⑥戦前~戦後の暮らし (市民生活に関する資料の展示、6 畳間再現、黒電話体験 等)
⑦未来の平和を願う (平和の花束の作品展示、昭和~令和までの関連パネル展示 等)
⑧空がつなぐまち・ひとづくり協議会紹介、平和へのメッセージ
(協議会で連携した活動に関する資料の展示、アンケート)
〈展示例〉県内初のテレビ受像した自作テレビ
〈展示例〉昭和の6畳間
〈戦争体験者インタビュー映像〉
・千玄室大宗匠
裏千家第 15 代目の前家元。予科練を経て串良基地での訓練経験あり
・立元 良三 氏
高須を襲った空襲被害の話や戦時中の徹底した軍国主義について
・瀬戸口 ムツ子 氏
高山女学校や学徒動員、田崎空襲の鮮明な記憶を話す。

《鹿屋市戦没者合同追悼式ほか》
①合同追悼式
令和7年11月2日(日)10:00~12:00鹿屋市文化会館
②戦跡等バスツアー・交流会
令和7年11月1日土)ツアー 13:00~、交流会18:00~予定
ツアー 戦跡、串良平和公園 等
交流会 ホテルさつき苑
これまで行ってきた市内3つの追悼式を合同で開催します。恒久平和の実現を祈念する とともに、子ども達の参画(少年少女合唱団、子ども平和学習ガイド、鹿屋っ子ボランティ アクラブ)を得て、平和の尊さを次世代へ承継します。また追悼式前日には、戦跡等を巡る
ツアーの開催や、各追悼式の御遺族が参加できる交流会を開催することとしています。
《創作演劇》
令和7年8月8日(金)18:00開場 18:30開演
令和7年8月9日(土)13:00開場 13:30開演
リナシティかのや 3階ホール
次世代を生きる子どもをはじめ、鹿屋に関わりのあるすべての方へ鹿屋の戦争の歴史を認知する機会を創出し、鹿屋市民の「シビックプライド」の醸成を図ることを目的に、鹿 児島や黒潮文化を題材としたミュージカルを手掛ける、本市出身の演出家 松永太郎さんが台本執筆、劇団ニライスタジオの出演による創作演劇の公演を行います。
テーマ・内容 舞台「野里国民学校」
軍報道員「山岡荘八」の視点から見た野里国民学校を宿舎としていた神雷部隊に焦点を当てた創作演劇
チケット販売6月から販売開始予定
《講演落語会》
令和7年8月17日(日)15:00開場 15:30開演
リナシティかのや 3階 ホール
改めて戦争の悲惨さや平和の尊さを次世代へつなげるため、本市出身の落語家 桂竹丸さんによる特攻に関する創作落語の公演を行います。
演目・内容
「特攻セズ」不屈の指揮官-美濃部正の生涯 戦後 80 年にあわせて創作した作品で、現在の曽於市岩川に拠点を置いた飛行隊「芙蓉部隊」の指揮官「美濃部正少佐」の生涯を題材にしたもの
チケット販売 一般 2,000 円(前売価格) 高校生以下 1