《コラム・随想 》
敵の敵は味方になるのか…はたまたその敵は…
鹿屋市長選が告示され、選挙カーが市内を走り回り、これまでののぼり旗と合わせ、選挙ムード一色となってきたところで、国政では高市総理が衆院選解散について正式に発言された。
その選挙の位置づけ、大義が説明されている。
ただ、今のこの世相で国際状況も含め、国民は不安も入り乱れ何かもやもやしたものを感じていて、高市総理の手腕を評価する人たちにとっては、そのもやもやが少しは晴れるのかもしれないが、そうでない人たちにとっては、その大義についてを熱く語られても、なかなか中身が入ってこないのではないか、テレビから流れる様子を見聞きしながら、そんな感じを受けた。
写真=衆議院HP「衆議院の解散」に関する資料から
物価高も含め毎日の生活、そして身近な選挙もあり、国政での課題も多い中で、米国の南米に対する圧力、ベネズエラへの軍事攻撃などを受けたこともあって、このタイミングで南米とEUが自由貿易協定に署名を行った。
大国同士、米国と中国の二極体制G2の議論から、ハワイを境に東半球と西半球の覇権という話が持ち上がる中で、今度は米国とEUとに分断、溝ができそうな地球規模で何かざわつく日々が続く。
そうした中で、そのタイトな選挙日程と、昨年10月21日に高市政権が誕生してから3ヶ月ということを考え、このタイミングでの総選挙。時期的なものもだが、この選挙を通して安保3文書改定、さらなる防衛費増、武器輸出の制限の大幅緩和、何よりも非核三原則の見直し検討にまで及ぶということを聞いて、世界がどんどん対立や分断へ進んでいく中で、政治はそこに呼応するように歩みを進めるという。
国民そして戦争弱者の側からすると、国際的なもやもやが続く中で、日本という国までもが、その渦に巻き込まれるのではという不安が大きく膨らみ、増幅していくことにならないか。
流れるニュースを横目に、そんなことを感じているのは、私だけなのだろうかと思うと、余計不安が募る。
穿った見方なのだろうが、支持率が高く、高市政権になってから、こんなに政治が前に進むとのかと感じる人たちも多く、そこに人気があるという。だからこそ…でもある。
今の連立内閣の継続が選択されると、さらに加速度的に政治が前に進んでいくのか。
少数与党、多党制は、過渡期的なものなのかもしれないが、議論をする、政治を熟慮して進めるというそういう時期、多様性が広がる今の社会、民主主義社会の中では大事なことだと感じていた。
世の中がいい形で大きく動くときは、スピーディな決断も必要だ。
しかし、世界が混沌とする中ではどうなのだろう。
だから余計もやもやが増幅したのか?
年が明けた早々、これまで関税を通してのトランプ大統領のディールで世界が混乱、振り回されている…と感じていることを遥かに超え、ベネズエラ侵攻。南米諸国やグリーンランドにまで言及。
高市総理が誕生し、連立内閣ができたのはつい先のことだと思っていたが、その時と今と、国際秩序、その均衡は大きく転換しつつある。というより転換の真っ最中だ。
これまでの戦争の多くは、世界の鉱物や石油などの冨、その権益、覇権争いがその底辺にあった。
米中の対立から、ウクライナ侵攻でロシアと欧州が緊張関係にあって、そして米国と欧州の対立が始まろうとしているのか、敵の敵は味方になるのか…、はたまたその敵は…。
解散の大義、そのシナリオを聞いていて、何かうなずけるもの…、総理になられたときと比べ、何か心に響くものが少なかったし、だから余計もやもやが増幅したのだろうか…? (米永20260121)















































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