《医療・福祉 》
日本の大きなテーマ、認知症を正しく理解しよう!
大隅地区認知症セミナー
大隅地区認知症セミナー~認知症を正しく理解しよう~が、令和7年11月11日(火)、鹿屋市のホテルさつき苑で開催され、一般社団法人「セカンド・ストーリー」代表 山中しのぶ氏の講演を聴いた。
団塊ジュ二アの世代が65歳以上になる2040年には、認知症の高齢者が584万人あまりにのぼり、高齢者のおよそ15%、6.7人に1人になり、今後は、夫婦て認知症世帯や一人暮らしの認知症の人が増えると予測されている。
認知症を正しく理解し、自分の住み慣れた地域で暮らし続けることができるための取組みとして、また、長寿社会を築いてきた日本の大きなテーマとして、認知症を正しく理解するために開催された。
第1部の「認知症になってからのセカンドストーリー~ひとりじゃないさ~」講演では、3人の男の子を育てる中で、41歳で若年性アルツハイマー型認知症と診断された山中氏が、認知症ても暮らしやすいまちをつくりたいと思い、一般社団法人セカンド・ストーリーを設立。
その後、有償でボランティア活動を行うディサービスを開所。高知県希望大使に委嘱され、認知症の偏見をなくす活動を続けてきたこと、日常の生活の中で毎日のルーティンを決め、それを分かりやすい場所に貼って、周りも分かりやすいようにする…など紹介。
私が大事にしていることは、本人の声を聴いて、その希望を引き出してそれらをきちんと実行すること。
そうした活動を通じて、誰もが一人と感じない居場所、私が一番望んでいたかもしれない。
どんなに忙しくても、少しの時間でもメンバーに会いたい、待ってくれている方がいる、帰れる居場所がある、そんな居場所が誰でも必要…、いくつになっても。などと結んだ。
第2部では、市役所カフェ、オレンジカフェの様子など認知症サポートワーカー活動報告があり、認知症になっても安心して暮らせる地域を目指して活動。
困ったとき、迷ったときに気軽に話ができるオレンジのまどがあり、その存在が、地域の安心につながるよう、これからも皆さんと一緒に歩んでいく…などの報告があった。














































カナザワ様 7月例会_250708_10_1024.jpg)




