2025年09月27日 15時00分

《オーガニック 》

オーガニックな暮らし方に共感 マルシェや自家米のススメ他

おおすみオーガニックマルシェ~古民家「岩元邸」で秋の暮らしへ種を蒔こう

 おおすみオーガニックマルシェ~古民家「岩元邸」で秋の暮らしへ種を蒔こう~が、2025年9月23日(火・祝)、鹿屋市本町の103年古民家「岩元邸」で開催された。

 主催の小規模生産者グループ「おおすみ百姓の森」は大隅半島を拠点にしている小規模生産者グループとして「生きものにやさしい暮らし=心地よい」を広げていくことを目的に活動中。

 先人たちの暮らしが色濃く残る日本家屋「岩元邸」にて、私たちの暮らしの原点に想いを馳せながら、「実りの秋」をともに分かち合えましたら幸いです…として実施されたもの。

 マルシェでは、季節の野菜、米、麦、豆、茶、コーヒー、焼き菓、子
 保存食品、自然素材雑貨など約10店舗のマルシェ販売。

 岩元邸ツアー、自家米のススメ、自家採取のススメ、イネつくりトークなどのワークショップ、タネの図書館などのイベントが行われた。

 岩元邸ツアーでは、103年前に釘1本使わずに木組みで建てられ梁や柱、廊下、細工など文化財的な建物。

 裏に流れる新田川は、江戸時代後期に島津藩が藩を挙げて整備したもので、王子町から川東までの延長12キロ、150町の田んぼを今でも潤しているが、周辺の荒れた田を購入し、自費を投じて耕地整理と新田川から引き込まれる排水工事を約10000数百ヘクタール整備したと伝えられている。

 新田川流域だけでなく遠く内之浦や百引、東西串良などにも及んでいたという庄屋さん…などを説明。

 この日は、この地域の稲作に大きく貢献してきた岩元邸で、みんなの田んぼプロジェクトメンバーが、自家米のススメ、自家採取のススメ、イネつくりトークなども行った。

 岩元邸でのおおすみオーガニックマルシェは、昨年の秋分の日と今年の春分の日、そして今回と3回目の開催。

 今年はグリーンコープなども出店し広がりを見せ、主催者側では300人を超える人出だったと年々来場者も増えて、オーガニックな暮らし方に共感していた。

 来年の春分の日にも開催予定で、また、10月18日(土)と12月20日(土)には鹿屋市祓川町の「なちゅらるーちぇ」で、11月22日(土)鹿児島市でのオーガニックフェスタにも出店する予定となっている。

おおすみ百姓の森 インスタ 

 公式 おおすみ百姓の森

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