2025年11月22日 05時01分

《鹿屋二火会 》

地域とともに命を守り 未来へつなぐ消防行政を推進

鹿屋二火会が大隅肝属地区消防組合を視察研修

 鹿屋二火会(金沢幸一代表幹事)の令和7年度11月例会、視察研修が11日、大隅肝属地区消防組合で開催され、消防組合の業務の説明を聞き、救急シミュレーションなどの見学を行った。

写真=金沢代表幹事があいさつ

写真=前村消防長があいさつ

 研修では、金沢代表幹事、前村春海消防長があいさつのあと、消防組合の概要等について説明があった。

 同組合は、鹿屋市、東串良、肝付、錦江、南大隅各町の約68000世帯の生命、財産を守る一部事務組合組織。

 消防本部、中央消防署と輝北分署、東部消防署と内之浦分署、南部消防署と佐多分署。

 消防指令室は館内119番通報を24時間365日体制で運用、音声だけでなく映像情報も同時活用している。

 令和6年では、救急8180件、火災69件、救助67件、他災害185件、まちがい等その他4625件、総件数13126件の通報受付。

 火災活動や救急活動、救助活動の状況、無人航空機(ドローン)を3機導入などの事業を説明。

 同組合は、消防防災体制の充実強化、救急救命体制の強化、緊急消防援助隊の機能強化、火災予防対策の推進、危険物安全対策の推進、通信指令体制の充実強の6つの垂点施策で、これからも地域とともに命を守り、未来へつなぐ消防行政を推進していくことなどが伝えられた。

 消防指令室や車両・資機材等の見学があり、救急シミュレーション展示の視察が行われた。

写真=山下副代表幹事がお礼の言葉

 昼食会では、山下幸一副代表幹事がお礼の言葉を述べ、前村消防長にお礼品が贈呈され、懇親、交流の場を持った。

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