2025年12月19日 05時02分

《建設・インフラ 》

大隅縦貫道吾平道路が来年3月20日開通 下名~上名4.2㌔

 大隅縦貫道の一部を構成する「吾平道路」(鹿屋市吾平町下名~上名)の4.2kmは、令和8年3月20日 (金) に供用開始される。

 今回の供用開始により、大隅縦貫道(約50km)のうち約17kmが開通となる。
 これにより、時間短縮や緊急輸送道路の機能が強化されるほか、現道区間からの交通転換による安全性の向上、 定時性や走行性の向上が期待されている。

 〈開通する区間 大隅縦貫道「吾平道路」〉
 鹿屋市吾平町下名~鹿屋市吾平町上名4.2km

 日時
 令和8年3月20日(金)(開通時刻は調整中)
 場所 大隅縦貫道「吾平道路」鹿屋市吾平町下名~鹿屋市吾平町上名

 大隅縦貫道は、東九州自動車道の鹿屋串良JCTと連結し、大隅半島を縦断する延長約50kmの高規格道路。
 主要地方道鹿屋吾平佐多線(吾平道路)は、大隅縦貫道の一部を形成し、東九州自動車道と一体となった広域交通ネットワークの形成や大隅地域の物流や地域間交流の活性化、災害時の緊急輸送道路としての機能確保を目的とした事業。

 延長4.2km、3種2級(60km/h)、15.0m(2/2車線)
 事業年度
 平成27年度~令和7年度
 全体事業費約80億円、うち県負担分は約36億円

 主な整備経緯
 平成27年度 事業着手
 平成29年度 用地取得着手
 平成30年度 工事着手
 令和3年度 鶴峰小学校側の約900m区間を先行して供用開始

 開通後の効果
 (広域交通ネットワークの形成)
東九州自動車道と一体となって、大隅地域の広域交通ネットワークの形成が図られる。
 
 (時間短縮)
吾平道路の開通による時間短縮効果は約2分 (現況約7分→開通後約5分)
 
 (現道の交通分散)
 旧吾平町市街地の現道区間を通過する車両が、吾平道路に交通が転換されることて交通量が分散し、現道区間の安全安心な道路環境が形成される。

 (防災・医療支援)
 時間短縮効果等に伴い、 救急医療活動の向上や緊急輸送道路としての機能が確保される。

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