2025年03月09日 15時21分
《四季の話題 》
稚児行列など美里吾平ひな祭り~今よみがえる吾平津媛~
美里吾平ひな祭り~今よみがえる吾平津媛~が、令和7年3月2日、鹿屋市吾平町の鵜戸神社、吾平商店街通り、コミュニティスポット吾平で開催され、雛人形飾り、稚児行列やステージ、出店で賑わった。
主催は、美里吾平コミュニティ協議会




鹿屋市吾平には、神武天皇の御父君と御母君の御陵である「吾平山上陵」があり、吾平に伝わる神話の世界を、多くの方に知ってほしくて作られたのが「吾平物語」。
その一つとして、ワカミケヌノミコト(後の神武天皇)の妻、吾平津媛に思いを馳せ、古くから伝わる『ひな祭り』にちなんだマルシェを商店街通りで開催することにより、神話のまち吾平の魅力発信と商店街の賑わいを創出し、併せて吾平地域の活性化に繋げようと開催。



吾平津媛とは、吾平山上陵に眠るウガヤフキアェズノミコトとタマヨリヒメの息子、ワカミケヌノミコト(後の初代神武天皇)の妻。
神武東征で大和に向かった夫の成功と無事を吾平の地で祈り、一人寂しく生涯を過ごしたと伝わっている。



この日は、雅楽、巫女舞、劇団ニライスタジオによる創作演舞などの披露のほか、会場各所にひな人形の展示、お茶(抹茶)とお菓子の提供、甘酒と子ども達へお菓子のふるまい、和装での参加者には雛あられのプレゼントなどのイベントもあった。


