2026年02月18日 05時59分
《四季の話題 》
海底の夜光虫たちが寒さ和らぎ目を覚ます神秘的な錦江湾
鹿屋市天神町の海岸で、海一面が青く染まる夜光虫が発生、神秘的な美しさを見せている。
夜光虫(ノクチルカ・シンチランス)はプランクトンの一種で、刺激を受けると青白く光る海洋生物。
直径1~2mmの大型プランクトンで、葉緑体を持たず他の生物を捕食する従属栄養性の生物。
夜間に波や魚、船の動きなどの物理的刺激を受けると、体内のルシフェリンとルシフェラーゼの化学反応により青白く発光する。
この発光は捕食者から身を守る生体防御の一種と考えられている。
プランクトンは赤潮の原因とも言われ、夜光虫もその一つだが、昼間は赤潮として海水が赤茶色に見え、夜になると光るが、赤潮=夜光虫ではなく、赤潮は多数のプランクトンによって発生、夜光虫が含まれていない場合もあるという。
寒さが和らいでくるこの時期、海底で眠っていた夜光虫やミジンコたちが目を覚まし、プランクトンが棲みやすい環境になると、自分と同じ遺伝子を持つ分身「クローン」をどんどん作りだして、あっという間に増える能力を持っているという。
春の赤潮は、夜光虫がこのようにして増え過ぎた結果とされ、ただ、梅雨が終わる頃には夜光虫もミジンコもあまり見られなくなる。
棲みやすい時期が限られているからこそ、一気に自分の子孫を繁栄させる能力を発揮すると言われているこのタイミングで青く光る錦江湾、とても神秘的…。
(写真は、大隅PHOTO CLUB提供)
















































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