2024年07月30日 19時49分

《スポーツ 》

鹿屋体大出身 杉野選手出場のパリ五輪体操男子団体が金

 熱戦が続くパリオリンピック体操男子団体戦は、今回が初のオリンピック出場となる鹿屋体育大学出身の杉野正尭(たかあき)選手が出場。

 7月29日の予選では2位で30日の決勝に駒を進めた。
 1種目目の床で高難度の技を成功させ好スタートを切ったが、2種目目あん馬のミスや、3種目つり輪で中国に差をつけれられ、一時、日本は4位に。

 杉野正尭選手はあん馬と、跳馬、鉄棒の3種目に出場。得意のあん馬では、緊張感の中、なめらかな旋回を見せ、最後の下り技も確実に決め、高得点を出した。
 4種目目の跳馬では、空中で身体を2回と4分の3ひねる大技「ロペス」を成功させ、予選よりもいい14・700の高得点を出した。

 さらに最終種目の鉄棒では、少しのミスも許されない中、F難度とG難度の連続離れ技も成功させ、得点は14.566。初のオリンピック、団体の舞台をノーミスで終えた。

 日本代表は5種目目の平行棒と、6種目目の棒でも高難度の技を成功させ、大逆転で金メダルを獲得した。 

 日本の金メダル獲得は、リオデジャネイロ大会以来の2大会ぶり。
 なお、杉野正尭選手は、8月4日(日曜日)にあん馬、8月5日(月曜日)に鉄棒の決勝に出場する。

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