《政治・行政 》
戦争のスタイルが大きく変わっていくこのとき
争いの絶えないこの世界、人類の性なのか、科学が発達すればするほど、戦争のスタイルが変わっていき、被害も甚大になっていく。
すでにドローンが戦場で活躍し、ターミネーターのようなアンドロイドまでは、まだ時間が掛かるのだろうが、ロボットが戦争の最前線で活躍するのは目の前に来ているようだ。
中国では一昨年、4つ足で軽快な機動性を誇り、背に歩兵用の自動小銃を装備している猟犬型ロボットを開発。
2027年までに約4兆円を投資し、人工知能(AI)制御の「ロボット兵器」開発の加速化、実用化を至上命題としているという。
映画ターミネーターでは、自己進化するAIが人類を脅威とみなし、御不能になる未来を描いている。
2018年にスカイネットによって試作され、2026年に量産が開始された人間抹殺用のアンドロイドだという。
もし仮に戦場でそうしたAIロボットに出くわした場合は、逃れられないということなのだろう。
そんな現実が目の前にきているのか。
惨事便乗型資本主義が、戦争でもはびこる
兵士と兵士の戦いでなく、高度な兵器、AIロボットが殺戮を繰り返し、ドローンやミサイルが都市を破壊していく戦争。そこでは女性や子ども、お年寄りなど抵抗できない市民が巻き込まれていく。
しかもそれがディールという括りの中で進められていく。
武器製造、輸出で戦争特需が生まれ、しかもショックドクトリン、惨事便乗型資本主義が、戦争でもはびこる。
ロシアとウクライナの戦争も、軍事大国が介入し、武器・軍事支援だけでなく、停戦合意を仲介しながら戦後の経済開発支援まで介入していく。
多くの国民が窮地に追い込まれる中で政治が暗躍する。
いつも引用しているが、哲学者カントは、なぜ戦争が起こるのか…、人間は邪悪な存在であり、平和は自然状態でなく、どうすれば戦争が起きなくなるのか、平和状態は新たに自分たちの手でお互いに努力して創出しなければならない…ということ。
政治では、平和創出の鍵は抑止力だという。日本も台湾有事は存立危機事態、武器輸出5類型撤廃、官邸幹部の核保有すべき発言など、これまでとは違う動きが始まろうとしている。
戦争に関してのプロパガンダ
こうしたことをしつこく書くのは、戦争に関してのプロパガンダが、ラジオや新聞、テレビ、映画で大きく関わってきて影響を与え国民を扇動してきた歴史、それが戦争の被害をより大きくしてきた歴史があるからで、それを2度と繰り返してはならないという思いがあるからだ。
そこには、古来からの日本人の気質、心というもの、その歴史を学んでいく中で少しでも触れる機会を得、戦争は無くならないのかもしれないが、弱者の側の理論として、もっと何かできることがあるのでは…という思いに強く駆られるときがある。
特に、戦争のスタイルが大きく変わっていくこのとき、これまでとは違った感覚や価値観で戦争というものを、もっと身近に感じながら語ることも必要なときなのか、危機感を持ってそう思う。(米永20260104)














































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