《イベント・行事 》
全国から15組のクリエーター あおのクラフトマルシェ
日本最大ハンドメイドマーケットプレイスCreemaと錦江町との地域共創企画
「海との暮らし、あおのクラフトマルシェ」が、2024年11月24日、錦江町の地域活性化センター神川(旧神川中学校)で開催され、錦江町で活躍し、また日本最大のハンドメイドマーケットプレイス「Creema(クリーマ)」のクリエーターの作品が並び、にぎわった。
クリーマと、錦江町との地域共創企画。
クリーマは2023年から錦江町で、関係人口増大を目指した移住体験企画を実施してきており、今回のクラフトマルシェ参加クリエイターは、同マルシェヘの出展に加え、錦江町で地域や事業者、先輩移住者との交流を通して錦江町での暮らしも体験。
写真=ヒラマサを加工したフィッシュレザーを用いた革製品を購入
写真=ヒラマサを加工したフィッシュレザー製品
初開催となる同クラフトマルシェの会場は、廃校となった中学校をリノベーションした地域活性化センター神川。
東京や京都のアクセサリー作家や茨城の革職人、埼玉のガラス工芸家など、さまざまなジャンルのクリエイター15組が全国から集合。
個性豊かなクリエイター作品が並ぶマルシェとともに、レジンキーホルダーや布を編んでつくるリースなど大人から子どもまで楽しめるワークショップ、さらには錦江町で人気のカフェや農園レストランも出展。
特別企画として、出展クリエイターが錦江町の「あお」(海、山、川、空等)をテーマにした作品を制作。
錦江町名物のヒラマサを加工したフィッシュレザーを用いた革製品や、地採れマンゴーを使ったジャムなど、地元の素材とクリエイターの創造力が融合したオリジナル作品も並び人気だった。
また完成品は、マルシェでの先行販売ののち、クリーマでのオンライン販売や、2025年1月に東京ビッグサイトで開催される、日本最大級・クリエイターの祭典「ハンドメイドインジャパンフェス冬2025」でも展示・販売を予定している。
この日は、廃校校舎を使ってのマルシェに、大勢の地域住民が集まり、それぞれのクリエーター作品に見入っていた。
また、23日と25日は、全国から集ったクリエーターと地元との交流会や、周辺農家、農園や素材事業現場もツアー視察。錦江町からたくさんのインスピレーションを受け、錦江町の大ファンになりながら帰路についたという。
錦江町としては、錦江町の自然、海、山、川、空の「あお」をテーマにして、こうして全国からクリエーターが集まり、地元クリエーターとの交流や自然に触れ、錦江町の良さを感じてもらい。これを大隅半島に広げていくようなムーブメントになれば…。
クリーマでは、同企画を通して、ものづくりやイベント開催を起点とした町の活況を目指すとともに、全国各地から集まるクリエイターに錦江町の魅力を体感することで地域の関係人口増大の一助になれたら。
今後も、これまで培ってきたクリーマのプラットフォーム基盤や発信力、イベント運営や全国の自治体との連携ノウハウを活かし、日本各地の素晴らしい伝統技法やものづくり文化をより多くの人に届けることで「ものづくりによる地域共創」に取り組んでいきたい…などのメッセージを伝えている。
クリーマは、創作活動に取り組む全国のクリェイターと生活者が、オンライン上で直接オリジナル作品を売買できるCtoCマーケットプレイス。2010年にサービスを開始し、約28万人のクリエイターによる1800万点以上のオリジナル作品が出品され、その流通総額は約170億円となり、日本最大のハンドメイドマーケットプレイス。
オンライン上だけでなく、東京ピッゲサイトでの大規模イベントや、音楽とクラフトの野外フェスティバルなども開催している。
写真=周辺農家、農園や素材事業現場ツアーも(提供:クリーマ)
写真=(提供:クリーマ)
特設サイト 「Creemaぐるっとにっぽんものづくり」