《四季の話題 》
百花繚乱~咲き誇る爛漫のバラに包まれて~かのやばら園
「かのやばら祭り2024秋」が、令和6年10月26日(土)から11月24日(日)まで、同園で開催中。
ばら園は8㌶の園内に1千種、3万株のバラが植栽されている。 今年の秋バラは酷暑と大雨により管理選定の時期が決定しづらく、10月中旬に苦土石灰を散布した。
開花に合わせ、秋のバラ祭りが開催されており入園料は大人310円、小中高生110円、幼児無料。
秋バラは剪定順に咲き始め、朝晩の気温差が大きくなるとゆっくりと開花が進む。
色が濃く、鮮やかで香りが高く、一輪一輪が楽しめる。香りが最も高いのは、日の出から3時間程度。春のように一斉に開花しないため、満開はない。
ばらのまち鹿屋市では、鹿児島県を代表とするばら祭りとして、毎年多くのバラ愛好家や写真愛好家が来園している。
今年はバラの開花が遅れ、バラ祭り初日は少ししか咲いておらず、11月中旬に入ってからは本格的に楽しめそうだ。
温室のバラは一年中切りバラ品種を見ることができ、切りバラとして購入できる。
秋の行楽シーズンに合わせて、子どもから大人まで楽しめるイベントや園内でキッチンカーやマルシェなどにより大隅を中心とした「食フェス」も開催し、秋のばら園を楽しめる。
期間中の土日祝日にはドッグランを設置し、愛犬とばら園を楽しめる。
秋の陶器市が11月9日と10日。ローズウオーター抽出実演が11月9日。河合伸氏ガーデンツアーが11月16日と17日。カップル・夫婦限定ポプリを先着50人にプレゼントなど。
東京都から車で24時間かけてばら園にやって来た野上智美さんら3人は「温室のバラはきれいに咲いていた。ばら園のバラの咲いている3月に来てみたい」と残念そうに話した。
また、「バラが咲いていないので、料金を無料にすべき」という声も。