2026年01月11日 23時55分

《雑草(コラム) 》

告示まであと1週間の鹿屋市長選、4陣営の動きは…

 告示まであと1週間となった鹿屋市長選。
 立候補が予定されている、いずれも無所属新人、元県議の郷原拓男氏(48)、会社経営の落司ひとみ氏(66)、市議の本田仁氏(77)、元市議の吉岡鳴人氏(44)の4陣営が、それぞれ活発な動きを見せ、決戦の火ぶたが切られようとしている。

 市内を車で走らせると、それぞれのイメージカラーののぼり旗が立ち並び、選挙戦を盛り上げているが、さてどれくらいの市民が興味、関心を持って投票行動にまで至るのか、投票率にも関心が高まっている。

 最初に立候補表明したのは郷原氏で、これまで県議選を戦ってきた経験などから盤石な戦いを見せる形でスタートを切った。
 続いて市長選としては女性の立候補が初という落司氏、前回も挑戦した本田氏、最後に市議選で連続トップ当選の吉岡氏と続いた。

 4陣営の中でこれまで、大規模な集会を開いたのは郷原氏と吉岡氏。
 12月21日にはごうはら拓男後援会・鹿屋の未来を語る会が開かれ、会場には後ろだけでなく横側にもかなりの立ち見があり800人を超える市民が集まり熱気ある中で勢いを示した。

 集まった人たちにその感想を聞くと、吉岡氏が立候補し辻立ちなどで頑張っている姿を見ていたが、これで郷原陣営の結束力などを示すことができ、勢いをつけ告示日へと向かうことができる…などの言葉。

 1月11日には吉岡なるとを励ます会が開かれ、椅子席が780席で、前のほうに少し空席があったもののほぼ満席で、立ち見まで入れると800人を超えるほど。

 集まった人たちからは、出馬が最後で出遅れた感があったが、吉岡氏の人間性や熱意に接し惹かれて集まった人が多いのでは、陣営では年末に相手候補の背中が見えたと言っていましたが、勢いはあると思います…など。

 この集会だけを見ると両者のがっぷり四つ相撲という感じだ。

大規模集会を開き集会や辻立ちなど活発な動き

 落司陣営も本人と後援会で辻立ち、様々なイベントでイメージカラー緑のジャンパーに、本人のたすき掛けの姿を見かけ、他の3人が男性で自民・保守系ということもあり、その範疇にも属さない言わば、リベラル、革新系の人たちの受け皿になっているのか。
 そこをしっかり取り込み票の動きを掴んでいくとしたら、かなりなうねりとなるのだろう。

 その動きは、郷原、吉岡2陣営が激しく競り合う中、陣営取り巻き同士の中傷合戦を呈しているような流れも見られ、そのクリーンなイメージで両陣営の隙間、漁夫の利的な票の取り込みをしていく、あるいは流れによっては、選挙自体の当落ラインを左右するような存在となりそうだ。

 本田陣営の動きとしては、本田氏がいろんな集まりに顔を出しPR。
 前回の現職との一騎打ちの選挙では、10169票を獲得しているが、これは現職の批判票ということもあり、今回、新人4人という流れの中で、その票はそれぞれの分かれていくのは必至で、苦しい戦いとなりそう。

4新人という争い 市政の関心高めて…

 一つには、投票率も当落に大きく影響、各陣営では50%~56-7%という予想なのか、どちらかというと、女性の立場とクリーンなイメージの落司陣営が、投票率アップをけん引していくと思われているが、果たしてどうなのか。

 どちらかというと、2つの大きな集会の雰囲気では、はっきりとしたものではないにしても組織選挙と草の根選挙という構図も垣間見られ、投票率次第で当落ラインが変化。
 4新人ということもあり市政に対しての市民の関心をより高め60%、あるいは60%を超える投票率であってほしいと願う声もあるが、そこまで上がらないという声も多い。

 告示4日前の1月14日には、4氏による公開討論会が開かれる。
 ここでの各々の主張の内容次第では市民の関心を高める。YOU TUBEでのライブ配信もあるようなので、ぜひ関心を持って見て聞いてほしいと思う。

 選挙は開けて見なければ分からないというが、告示までのこの1週間でさらに流れを作った陣営が、まだ、どこの投票するのか迷っている、あるいは浮動票が雪崩を起こし引き寄せ選挙戦突入という形が作られる可能性もあり、そうなると投票率も上がっていくのか、それともそこまで盛り上がらないままの選挙戦ということになるのか。

 もっと市政に、政治に、選挙に関心を持ってもらいたいと願う。(米永20260111)

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