2026年01月22日 05時22分

《雑草(コラム) 》

2日間の期日前投票数は3961 前回の2倍弱 鹿屋市長選

 任期満了に伴う鹿屋市長選は、選挙戦も中盤に差し掛かり、そのボルテージが上がり25日の投票日へ突入していく。

 取材先やいろいろな場所で、選挙戦について聞いてみると、一つは投票率がどうなのだろう…ということ。
 そしてどちらかというと、より若い世代、女性への期待感が強いのか。

 今回、40代が2人、女性が1人立候補。
 若い世代というと、1993年の市長選に網屋信介氏が37歳で立候補して以来、女性候補は初めての立候補でもあり、自ずと投票率は上がると予想はされるのだが、前回を除いてここ数回は50%前後の選挙が続いていることから50%くらいという人も結構いる。

 個人的には、今後4年間の鹿屋市政の舵取り、そして大隅半島の中核都市として恥ずかしくないような55%超え、60%に近い投票率を望みたいが、果たしてどうなのか。

 趨勢はどうなのかというと、その40代の2人が競い合い、女性候補が続きという構図なのか。

 出陣式の様子やそれぞれの支持者らに聞いてみると、最初に声を上げた郷原氏が、次に表明をした落司氏に対して、その政治経験や組織などからしてリード。
 そして最後に表明した吉岡氏が猛追し、昨年末までは郷原氏の背中が見えてきたとの陣営の声から、年が明けてその後は、肩を並べたのでは…とも言われている。
 ともに40代という若い世代が選挙戦を大きくけん引。

 落司氏も市長選初の女性候補であり、県内での初の国会議員、さらには初の女性総理が誕生し、時流に乗っての選挙戦を展開、無党派層には受けがいいのではと話題にはなっている。

 本田氏は77歳ということや、鹿屋市全世帯に所得制限なしで5万円支給と訴えているが、鹿屋市の昨年12月31日現在で50032世帯。その財源は基金を活用というが、今の財政を考え果たして現実的なのか…という声も出ている。

投票率は果たしてどれくらいなのか…

 思うに、前回の差しでの現職と本田氏の投票率、35%という数字。
 両陣営の組織や現職に対する批判票としての有権者の投票とも言え、つまりそれ以前の50%前後とを考え、その差15%は、有権者約8万として約12000。
 何か一つの物差しのようなものを考えたときに、もちろん全てではないがこの数字は、浮動票の目安の一つとも言えるのか。

 さらに今回4人の立候補で、前回の現職批判票も含めた本田氏の10169票は、かなり分散されていく。

 当初は、郷原氏が中西市政の後継なのではという流れがあったが、各陣営の様々な動きもあって、出陣式のタイミングでは、現職の中西市長は吉岡候補の応援演説でマイクを握っており、前回の中西氏の基礎票の行方、対するその批判票がどう振り分けられていくのか、混沌とする中で、その構図が見え隠れしているのか。
 現職市議会議員の動きも気になるところだが…。

選挙戦中盤 勢いのあるのはどの陣営なのか…

 選挙戦がスタートした時点では、それぞれ陣営の組織票、支持層はあるていど固まってきて、まだどの候補に…企業主など含めいわゆる勝ち馬に乗るという有権者を含めた浮動票が、期間中の1週間でどう動き、雪崩を打つように流れていくのか…。

 選挙戦突入前では、落司氏が取り込みやすい立場にあったかとは思うが、いよいよ選挙戦がスタートし激しくしのぎを削る中で、勢いのあるのはどの陣営なのか…を見極めての投票行動となるのだろう。

 従来の、建設業や農政連など組織を中心にした選挙では、票の行方がある程度計れたが、最近は票読みも難しくなっている。

 要は、最後のその勢いを掴んだ候補が、投票率をも上げていき、当落線上を超えていくのか。

 ちなみに、19日から2日間の期日前投票数は3961で、2022年前回の2日間は2125とほぼ倍近い数字になっている。

 1月17日現在の選挙人名簿登録者数は、男37770、女41780、計79550人。
(米永20260122) 

鹿屋市長選 選挙公報 

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