2025年02月15日 12時52分

《政経・産業 》

15日16時 都城志布志道 都城~乙房間が開通 地域発展祝う

 都城志布志道路 都城IC~乙房IC間(延長5.7km)の令和7年2月15日16時に開通となるが、同日10時から乙房インターチェンジ内で開通式典が開催され、テープカットや通り染めが行われ、開通を祝った。

写真=テープカットとくす玉開披

写真=命を守る道として救急車通り初め

 都城志布志道路は、日本有数の畜産地である都城市と国際バルク戦略港湾である志布志港を結び物流効率化による地域産業の活性化や新たな企業の立地による雇用促進および広域的な医療活動などを支援する道路となっている。

写真=オープニングで乙房小児童による乙房奴踊り披露

写真=国土交通省の山本巧道路局長が式辞

写真=、宮崎県の河野俊嗣知事があいさつ

 主催は、九州地方整備局宮崎河川国道事務所、宮崎県、都城市。

 開通により期待される主な効果は次の通り。
▽物流効率化 全国1位の畜産業など地域産業を下支え
▽雇用促進 交通拠点の結節により地域経済が発展
▽医療支援 県境を越えた地域医療を支援
▽混雑緩和 走行性・安全性の向上と環境負荷の軽減

 開通式では、乙房小学校児童による乙房奴踊りがオープニングで披露され、国土交通省の山本巧道路局長が式辞、宮崎県の河野俊嗣知事があいさつ。
 古川禎久衆議院議員、松下新平参議院議員、長峯誠参議院議員、九州国道協会顧問の佐藤信秋参議院議員がそれぞれ来賓祝辞。
 来賓紹介と祝電披露があり、都城市の池田宣永市長が謝辞を述べた。

 乙房小学校児童も参加してのテープカットと、曽於市の五位塚剛市長、志布志市の下平晴行市長らによるくす玉開披、宮崎県警のパトカーや消防車、救急車、木材等を運ぶトラック、市民らが通り初めを行い、物流効率化による地域産業の活性化、命を守る道路として大いなる活用が期待されている。

 なお、今回の開通で同道路の宮崎県側はすべて開通。鹿児島県側は、志布志ICと志布志港までの延長3.2㌔は、令和7年3月23日に開通予定で、これにより、都城ICと志布志港が結ばれ、さらなる地域の発展が期待される。

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