《医療・福祉 》
志布志ライオンズク主催 ヘアドネーション感謝状贈呈式
志布志ライオンズクラブ主催ヘアドネーション感謝状贈呈式が令和6年6月30日、大黒本店で開催された。
写真=提供者に感謝状
同クラブのヘアドネーション活動は、小児がんや先天性の脱毛症、不慮の事故などで頭髪を失った子どものために、寄付された髪の毛でウィッグを作り無償で提供するもの。
志布志ライオンズクラブ(年見明浩会長)では、地域の理髪店にお願いして「病気と闘う子ども達に貴方の髪の毛を贈ってください。髪を切るだけのボランティア、ヘアドネーション。当店で受け付けます!志布志ライオンズクラブ協賛」というポスター等を貼るなどしてPR。カットやシャンプー代などは同クラブが負担してヘアドネーションを行っている。
写真=年見会長が提供者、協力店に感謝の意を込めあいさつ
寄贈された髪の毛は、選別、加工の工程を繰り返したのちウィッグとして生まれ変わり、子どもたちへ届けられる。
今回、27人と次の理髪店8店舗が協力。
hair SpaceTWO MOON、POP HAIR、トレピウーノ志布志、ヘアーサロンケンジ、美容室NATSU、サン・シェル、ヘアーサロンHAL。
写真=提供者の和田百莉奈さんがあいさつ
この日は、年見会長が「私たちの活動は、髪の寄付で子どもたちに医療用ウィッグをプレゼントするつな髪さんによって利用者さんにお届をしており、今回27人が協力していただきました。今後も活動を続けていきますので、髪の長い方にお声掛けしていただければありがたい」などあいさつ。
髪を提供してくれた参加者、一人ひとりに感謝状が贈呈され、協力美容店のヘアーサロンケンジとPOP HAIRのスタッフがあいさつ。
写真=POP HAIRのスタッフがあいさつ
提供者の和田百莉奈さん(尚志館高校3年)が「中学のとき15㌢の寄付をして、今回ライオンズクラブで募集をしていると聞いて提供。一人でも多くの方が寄付して笑顔になってもらえば」などあいさつした。
家族も含め参加者全員で写真撮影し、茶話会も開かれた。
年見会長は「7月1日から新会長に引き継ぎますが、さらにこの活動を続けていきますので、今後とも協力をお願いしたい。今回初めての試みで心配していましたが、皆さんの協力でこれだけ提供していただいた。半年に1回くらいこうして集約して感謝状の贈呈をしていきたい。よろしくお願いします」と語っていた。
志布志ライオンズクラブ事務局は、〒899−7104志布志市志布志町安楽123-10、TEL/FAX099−472−0628。
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