《食・物産 》
一流シェフによる特別授業 鹿屋産食材使い五感で学ぶ
上柿元勝シェフらが鹿屋中央高校調理科で
上柿元勝シェフによる鹿屋中央高校特別授業が、令和7年11月6日、同校調理科の生徒を対象に開催され、鹿屋産の食材を使った調理を目の当たりにして生徒たちが熱心に授業を受けていた。
この企画は、クラブ・デュ・タスキドール会長の上柿元勝シェフらによる鹿屋市内の産地視察が行われ、その一環として、鹿屋産のきのこと、鹿屋産プーレ若鶏・シャポーン)を使った調理実習があったもの。
同視察は、鹿屋の特産品、野菜や肉、うなぎなどの現場を上柿元シェフらが訪れ、生産者の説明を聞き意見交換をしている様子を動画に収め、鹿屋産食材、鹿屋の魅力をPR。
当日のメニューは、「鹿屋産プーレのヴィネガー風味ジャガイモのソテー添え」と「北海道産ホタテ貝ときのこクリームスープ柚子の香り」
上柿元シェフと次のシェフも調理実習に加わった。
太田昌利シェフ(リーガイヤルホテル常務執行役員統括総料理長)
深水政信シェフ(シェラトン鹿児島総料理長)
岸本貴彦シェフ(神戸ポートピアホテル取締役総料理長)
上柿元シェフは、特別授業を受けるその心構え、フランス料理やイタリア料理を学ぶときには、その国の言葉の勉強の大切さ、バターとオリーブオイルの融点の違いなどを知り、その本質を知ることで使い分けることができる…など話し、世界のトップシェフの中で切磋琢磨してきた自分の経験を披露。
この日の素材についての説明、その準備、調理の仕方などを丁寧に説明しながら、グリーンソースも作り上げ、メニューを仕上げていった。
「北海道産ホタテ貝ときのこクリームスープ柚子の香り」は、具材のカット等を生徒たちも手伝い、太田シェフらが生徒たちも試食できるよう人数分調理。
プロの技を目で見て、舌でその味、香りや美味しさなど五感で感じていた。
調理コース3年の愛甲翔君、食物コース3年の土持夢花さんが、「鹿屋の食材を使ってこんなに美味しい料理ができて、私たちも身近な素材で美味しいものを作ってっていきたい」など特別授業の感想とお礼の言葉を述べた。
フランス料理シェフを目指している調理コース3年の四位心夢君は、「フランス語の勉強が大事だと学び、料理に対する厳しい姿勢も学ぶことができた」など話していた。



























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