《農林水産 》
Meat&Meetプロジェクト~純国産黒豚 黒毛和牛提供
Meat&Meetプロジェクトforおおすみ、高校生と大学生がつなぐ、地域発の畜産プロジェクトの成果発表が、令和7年11月6日(木)の鹿屋農業高校学校祭で、「純国産」黒豚・黒毛和牛提供という形で行われる。
写真=南洲農場HPから
同プロジェクトは、南州農場グループの南州エコプロジェクト㈱と、鹿屋農業高校畜産科、鹿児島大学共同獣医学部畜産学科とが連携し、大隅国産濃厚飼料推進協議会を立上げ、国産濃厚飼料のみでの生産を目指す取り組み。
日本の畜産業は多くを輸入飼料に依存しているのが現状。
国産とされる畜産物であってもその多くが海外の飼料で育てられている。
昨今は、輸入飼料のみでは世界情勢の影響を受けやすく、飼料費の高騰などによって畜産農家の経営が厳しさを増している。
そこで同プロジェクトでは、輸入飼料に依存し過ぎず、飼料から地域で生産して国産飼料を利用した黒毛和牛・黒豚を生産していこうとする取り組み。
2024年 11月から黒牛1頭、2025年7月から黒豚4頭に国産飼料を給餌し飼育を行ってきた。
今回、その生産した黒豚および黒毛和牛のお肉を11月6日開催予定の鹿屋農業高等学校文化祭にて提供する。
同プロジェクトの最終目標は、国内産の飼料を用いて国内で生産するという「純国産」の畜産物の育成・販売すること。
畜産物が「純国産」になることで、飼料の安定供給や輸送コストの削減、さらには環境負荷の低減につながり、また、日本国内で生産が完結するため、安心安全なお肉を消費者に届けることが可能となる。
さらに、純国産プランドとして肉を購入することで、畜産農家や飼料農家の収入増加が期待でき、日本の畜産業全体の持続的な発展を後押しすることにつながるとされている。
高校生や大学生により、Instagram「OOSUMIMEETMEAT」等のSNS活動や、プロジェクトに関するポスター作成などプロジェクトをPR。
クラウドファンディングでも支援者を募集するなどの活動も続けている。
Meat&Meetプロジェクトforおおすみ 公式インスタグラム


























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