2024年04月09日 12時58分

《商工業 》

対話を重視し現場主義・双方向主義で地域経済の持続的成長を

鹿屋商工会議所第129回通常議員総会と議員懇談会

 鹿屋商工会議所(新屋浩一会頭)の第129回通常議員総会がこのほど、同所で開催された。

写真=議員懇談会で新屋会頭があいさつ

 新屋会頭が、会頭に就任し10ケ月となりその思いや、昨今の経済情勢、経営環境などにも触れ、次の要旨あいさつした。
 本年度も、多種多様な経営相談に対して伴走支援により直面する課題解決を図り、会員企業の事業の継続と雇用の維持に努めて参りました。
 令和6年度事業方針については、行動指針案に示した通り、会員事業所総訪問による対話を重視した現場主義・双方向主義のもと、中小企業の活力強化と地域の活性化を両輪とする、地域経済の持続的な成長・発展に努めることを柱に、委員会・部会の開催や「会員の集い」の実施を通じて会員の皆様の声を結集して、諸事業を展開して参りたいと考えております。

 新年度で早速、リナシティかのや1階の市民交流センターにコワーキング施設が開設され、新たなコミュニティとビジネスマッチングの創出が期待されており、鹿屋体育大学新入生歓迎会が4年振りに開催。4月28日の海上自衛隊鹿屋航空基地開隊70周年記念『第25回エアーメモリアルinかのや航空ショーへのブルーインパルスの10年振りの飛来が決っております。

 また7月下旬には、大阪梅田に鹿児島県商工会議所連合会が運営するアンテナショツプかごしま屋がオープン、多くの会員事業所に参加・出展していただきまして、関西圏での地場産品のPRや販路開拓をお手伝い出来ればと考えております。

 鹿屋商工会議所は、令和6年度も地域と共に行動し信頼される商工会議所として、鹿屋・大隅地域の経済的自立と地域活性化をめざし、行政並びに関係機関との連携を図り、全国の商工会議所ネットワークを活用し『地域社会に貢献する総合経済団体としての使命を果たして、会員の皆様に真に頼られる組織であり続けるため、最善を尽くす所存です」。

 議事に入り、第31期常議員補欠選任では、常議員齋藤俊英氏(アクサ生命保険(株)鹿児島支社長兼鹿屋営業所所長)の人事異動により欠員が生じたためで、後任の山内順平氏を新役員として選任、任期は前任者の残余期間とした。
 令和5年度一般会計では1620万円を補正し、総額1億1220万円とした。
 令和6年度事業計画では、「~現場主義・双方向主義のもと中小企業と地域の挑戦を全力でサポート~中小企業の活力強化と、地域の活性化を両輪とする地域経済の持続的な成長・発展に努めます!」を行動指針として次の事業項目を掲げた。
提言・要望活動及び広報活動の積極的展開
地域産業振興の推進
魅力あるまちづくりの推進
組織財政基盤並びに組織活動の強化
関係機関との連携強化

 令和6年度一般会計、特別会計収支予算については、予算額9370万円、前年比1850万円減など各会計総額4億1662万円、前年比4331万円減とした。
                   
 また、議員職務者の変更、令和5年度鹿屋商工会議所会員の集い“会員ゴルフ大会”、第3回商工会議所ふるさと物産展、東九州自動車道建設促進中央大会及び提言活動、令和5年度かのやプレミアム商品券販売換金業務委託事業、第25回エアーメモリアルinかのや、(一社)鹿児島県商工会議所連合会大阪アンテナショツプ事業についてなどが報告された。

 通常議員総会のあと、かのやグランドホテルで議員懇談会も開かれ、新屋会頭になり初めての通常議員総会と懇談会で、関係団体、行政、首長や議員らも出席し、懇親、情報交換を行った。

最新の記事

合計 1369 件中 1ページ目を表示

カテゴリ最新記事