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吉ケ別符利夫さん 元気な百寿者で祝い状
鹿屋市では「元気な百寿者」を決定、令和6年9月25日、中西茂市長が上野町の吉ケ別符利夫さんの自宅を訪れ、「今後ますますの長寿を」など伝え祝った。
鹿屋市では、毎年4月1日から翌年3月31日までに百歳になり、元気で在宅生活を過ごしている「元気な百寿者」を決定。市長が表敬訪問し祝状と記念品を贈呈している。
写真=祝い状を持つ吉ケ別符利夫さんと娘さん夫婦、中西市長
鹿屋市では、百歳以上の高齢者は75人(男7人、女68人)
また、90歳代が2594人(男745人・1849人)、80歳代7861人(男3007人、女4854)、70歳代1万2995人(男6168人、女6827人)、65歳~69歳が、7035人(男3443人・女3592人)となっている。
この日、吉ケ別符さんの自宅では、中西市長から祝状、バラの花束、ばら園無料入園券、100年前の誕生日新聞を贈呈。
吉ケ別府さんは、20数年前に奥様が亡くなられ隣に娘さん夫婦が住み、毎日食事を運んでくるほかは、朝周辺を500歩、木刀を150回振り、天気のいいときはゴルフボールを50発ほど打ち、夕方は焼酎で毎日晩酌など元気に過ごしておられ、中西市長も「男性県1の長生きになってもらい、日本一を目指して…」とエールを送った。
仕事は木材関係で、90歳になるまでわが山を回っていたという。
地域木材産業の振興に寄与された木材関係の表彰の他に、昭和61年鹿屋市民表彰、63年県知事表彰、平成7年には県法人会長表彰と林野庁表彰、同8年には黄綬褒章受章など数々の功績を残されている。
写真=岸田総理からのお祝い状も伝達
93歳まで車を運転し、よく食べよく眠り「以前は7000歩を歩いていました。ゴルフも50発ほど打って、ゴルフをしたいけど相手がいないです」と笑いながら語り、中西市長らとの雑談の中では、同級生の名前をしっかり覚えており、戦争体験の話もされ「来年が戦後80年の年で、戦争体験者としてぜひ話をしてもらいたい」など話していた。