2024年05月18日 07時00分

《雑草 》

謝罪受け入れ、行方不明者の捜索が進むことを願う

 海上自衛隊SH60K哨戒ヘリコプターの同型機が写った記念切手ついて、中西茂鹿屋市長が「事故後の写真で値打ちがあるのでは」と発言したことをめぐり、長年基地と共存してきた市民からは「配慮がない」「残念だ」と言う批判の声が相次いだ。

写真=記念切手贈呈式

写真=一転して謝罪会見

 この事が新聞等やインターネットで報道され、しまった!私達が選んだ市長だったが郵政関係の職員にお世辞を言ったつもりが、その問題の切手についての背景や背後の経緯をつい失念して、切手の出来が良いので褒めたのがまずかった。

 事故機の背景には犠牲者が7人行方不明になられ、一人の方は死亡が確認されご遺族の下にいだかれている。直ぐ気が付いたのだが、切手のその物の物理的な事では無い精神的心情的なことがらがある為に、しまったミステークだったブラックユーモアでは済まされないことになってしまった。

 翌日の新聞紙上で中西茂市長は名刺大の写真入りで謝罪文を掲載し、関係諸団体・責任者や第一航空群司令・大西哲海将補に面会し謝罪して、鹿屋市議会と花牟礼薫議長に文書で経緯を伝えた。

徳島の小松島市議会が抗議決議

 中西市長の発言の趣旨は切手が沢山売れたらいいなと思い、事故機を引き合いに出したのは大きな間違いだったと深くお詫びし、市民や関係者に対しては「心を痛め、不快な思いをした方がいるはず。深く反省している」と神妙に真意は伝わったと私は思った。
 私達が選んだ市長だから気安く物事は言えるが、今回の場合は心情的・心理的な要素があるので行政機関や周囲には学識経験者がいる。

 時が収まる迄待つか様子がどの様な動きになるか、処が5月9日徳島の小松島市議会が鹿屋市長発言に抗議する決議が可決された。
 やはり鹿屋市だけの問題でなく他地方にも波及せねば良いがと思ったが、先日読売テレビが鹿屋市行政に取材に来て市長や市議会担当議員と、市民数名の方からこの問題の市長発言について感想を取材した。

 私は対応をうまくしないと取材陣の心証を損なうと、決して良い結果は得られない今燃え盛るその問題の沈静化を図る事が大事である。
 よもや裏腹な結果と思う印象を与える事は徳にはならないと思った、しいて言えば取材に際しては対応を好意的に接して貰うことが大事である。

これ以上波紋が広がらぬよう努めて

 全国ネットで読売系は報道力が広い小松島基地の様なヘリの運用基地は、他に大村基地・徳島基地・館山基地・舞鶴基地・大湊基地等があるが、自治体の議会には脈絡を取り鹿屋市長の謝罪記事を送り、これ以上波紋が広がらぬよう沈静化に努めて欲しい。

 他意はないし郵政職員の方々についお世辞が過ぎしまい、行方不明中の隊員の捜査中を失念し、即座に取り消しを申し入れたが一旦発言したことは取り消しできても、その言質の背景などを追及される。

 中西市長は鹿屋市政には善政を敷き、鹿屋航空基地関連の無人機配備に防衛省や米軍とも、忌憚のない意見の交わし無事その責任を果たし、郵便切手の一件の言葉の過ちが大失敗で重複するが取り消しと謝罪を新聞紙上でしたと言う。

 このことが問題に成っているので沈静化を図り、最終的には鹿屋市民が決める事では無いだろうか。中西市長の善政に対して今度の失言は取り消しについて色々ある謝罪を受け入れ、行方不明者の捜索が進むことを願いたい。

 防衛問題は複雑化して市井の私達には難しい、多様化する問題には雑草を記すにあたっても気をつかうように成って来た。鹿屋の議会対策も中西市長と一緒になって落着する様に善処して欲しい。(岩重20240518)

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