2023年12月28日 21時27分

《鹿屋経済同友クラブ 》

鹿児島市と桜島町の協議会、鹿屋からも応援、桜島架橋建設署名

桜島大橋推進協議会が鹿児島中央駅前に続いて天文館で活動

 桜島大橋推進協議会(岩元節朗会長)が、令和5年12月23日、鹿児島市の天文館で、鹿屋経済同友クラブ会員らの応援をもらい、桜島架橋実現への署名活動を行った。

先月の鹿児島中央駅付近での実施に続いて、同協議会のPRとなったもの。

 桜島架橋については、これまで鹿屋経済同友クラブが、平成7年から薩摩半島と大隅半島をつなぎ、防災、緊急救命医療の面では鹿児島県民にとって命の橋でもあり、県土の均衡ある発展、観光面でも地域の活性化のため…など、大隅半島の住民が主体として活動。

 平成16年には「桜島架橋推進決起大会」を大々的に開催、署名活動や様々な運動を続けてきて、平成19年には15万数千余名の署名簿を鹿児島県知事へ提出してきた。

 これらを受け、繋がる地元の鹿児島市内でも盛り上がろうと令和3年1月に桜島大橋推進協議会が発足され、活動を続けてきている。

 今では、「トンネルでの可能性」も示唆、橋とトンネルとの両方を見据えて推進、鹿屋市でも鹿屋経済同友クラブを母体に、錦江湾横断道路推進協議会(久保薗東一会長)で運動を続けている。

 垂水市ではさらに機運を再燃させようと、垂水市内の関係機関、団体が一体となり令和5年8月、「垂水市錦江湾横断道路推進協議会」を設立、国や県に要望を続けている。

 さらには、桜島住民を中心に有志が集まり、桜島フェリーの値上げに危機感を持ち桜島と鹿児島市街地を橋で結び、架橋で人口減少に歯止めを…と今年11月に協議会が設置されている。

 この日は、その磯部会長も参加し、桜島大橋推進協議会のメンバーを中心に、署名簿を首から下げ、買い物客や行き交う人々に署名をお願い、短い時間だったが、317人の署名が集まった。

 久保薗会長は、「橋を架かるであろう両端の鹿児島市と桜島の協議会の方々と、鹿屋市のメンバーで署名活動ができ、とても有意義だった。県は今、稼ぐ力を…と観光にとても力を入れており、観光で稼ぐ力を言うならやっぱり橋であり、それを鹿児島市民にもPRできてよかった」と話していた。

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