2024年05月28日 18時42分

《商工業 》

新会長に諸木昭太氏(49)~大崎町商工会

 大崎町商工会(中山美幸会長)の令和6年度第64回通常総会が、令和6年5月23日、大崎町中央公民館大ホールで行われ、新会長に諸木昭太氏(49・(有)諸木造園土木)が選ばれ、中山会長は顧問に就任した。

 中山会長があいさつ、大崎町商工観光課の鎌田洋一課長、日本政策金融公庫鹿屋支店の陣内克哉支店長が来賓祝辞。

 令和5年度事業報告と収支決算書などが承認され、令和6年度事業計画が次の概要決められた。
 
 基本方針では、国や県の動向を踏まえ、国及び鹿児島県並びに大崎町独自の支援施策を大いに活用するとともに、経営改善普及事業として、会員の高度化・多様化するニーズに的確に対応するため、小規模企業振興基本法の基本原則であります「事業の持続的発展」を支援し、創業・起業及び後継者の育成、広域指導センターとの連携による経営革新の推進、農商工連携による新商品開発事業を推進してまいります。

 また、3月15日に中小企業庁に認定されました「経営発達支援計画」を実施し、販路
開拓事業に取り組んで参ります。

 地域総合振興事業では、11年前から開催しております「おおさきチャレンジ朝市」
を本年度も継続し、12周年を迎えるにあたり、町外からの集客活動を積極的に計画し
拡充してまいります。
 また、「おおさき七夕さあ」は、引き続き実行委員会の一役を担い、大崎町や関係団体と連携してまいります。

 平成25年度より通年にて発行開始しました「大崎町商工会商品券」は、会員の売上拡大のための地域通貨として、行政と連携しながら役割を果たしてまいります。

 平成29年度より受入れを開始しました「外国人技能実習生受入事業」や、令和2年度から開始しました「特定技能外国人の支援事業」につきましては、引き続き受入れ体制を指導し、人数を増やしていきたいと考えております。

 金融支援においては、11年目に入る町助成による「商工業資金利子補給補助金制度」
を活用して、会員の経営状況改善に努力してまいります。青年部・女性部対策事業では、
若手経営者や地域女性が大いに活躍できる環境作りに努めてまいります。

 金融、税務、経営、労働、取引、情報等に関する相談指導、商工業に関する講習会・研修会の開催及びエキスパートバンクの斡旋などの経営改善普及事業。
 おおさきチャレンジ朝市の継続実施、大崎町商工会商品券の継続発行などの地域総合振興事業。
経営税務対策事業、金融対策事業、労務対策及び福利厚生対策事業、青年部・女性部対策事業など。

 任期満了による役員選任では、次の役員が選任された(敬称略)。
会長=諸木昭太
副会長=二見将人、草原正和
理事=江口 透、児玉孝徳、重田秦志、嶽野勝郎、徳永恵津子、前田信人、安田弘毅、川畑光三郎、池田友寞、川森員裕、村田匠平、小瀬戸翔、福田かおり
監事=小瀬戸剛、今福和幸
顧問=中山美幸

 新役員がひな壇に並び、諸木新会長は、「中山さんのあとということでプレッシャーも感じていますし、会員の皆さんも心配だとは思いますが、引き受けたからには精いっぱい頑張りますので、皆さんの協力をよろしくお願いします」などあいさつし、それぞれ紹介された。

 中山会長が「15年間、引き受けた時は非常に厳しいものがあった。香妻さんとともに外国人技能実習生を始めようとし、営利事業をやってはいけないということで、会員の利便を図る、力になっていく労働力を補っていくという形で始めた。ある程度軌道に乗り、商工会も若干潤ってきた」など会長職を振り返りあいさつし、退任する役員に花束が贈られた。

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