2024年01月27日 10時38分

《オーガニック 》

内之浦の自然農法野菜、学校給食で重宝

 肝付町内之浦「農園むむむ」の小出虎志郎さんの作った自然農法の人参が令和6年1月22日、内之浦学校給食センターに納入された。

写真=収穫し給食センターへ持ち込まれる人参

 小出さんは、神奈川出身で東京の大学を卒業、会社勤めのあと、「土がきれいになれば世界が平和になる」という信条のもと自然農法のモデル農場をめざし常時研修生も受け入れている和歌山の橋本自然農苑で自然農法を学び、昨年2月にIターンで内之浦へ移住してきた。

 いま、約7反の農地で米と9種類の野菜を育て、昨年10月から学校給食に野菜を納入し始めた。
 そして1月は町学校給食センターの地産地消月間ということもあって、人参と大根で8回目の納品となっている。

写真=きれいに洗って選別

 この日は、農園むむむで収穫を終え、きれいに洗ってから給食センターに持ち込んだ。
 同センターの栄養士によると、小出さんの野菜は、なるべく野菜そのものの味が分かる献立で使用しており、メインになる様な存在感の出るメニューで工夫して使っている。
 子どもたちにこの野菜の味をしっかり味わってほしい、重宝されているそんな野菜だという。

 今回納入した人参は、シチューのメニューで使われ、子どもたちは美味しく食べた。

写真=なるべく野菜そのものの味が分かる献立で使用しているという

 内之浦地区のは米や果樹農家が多く、小出さんの野菜9種類のうち、人参、大根、ジャガイモ、春菊、玉ねぎ、ほうれん草、スナップエンドウなどが給食に納品しており、この1月は、大根は17.3kg 人参は21.2kgを納入している。

 近くには岐阜からIターンしてきた清水さんファミリーもいて、農場むむむで収穫された野菜のうち給食に出せないようなB級品や果樹などを使って漬物やお菓子など作る加工場を計画。
 百姓暮らしサブレガミストアー(saburegami.store)としてインスタ等で情報も発信しており、自然農法で作られた野菜を、子どもたちや地域の人たちに、いろんな形でもっと食べて欲しい…など話している。

 また、この自然豊かな大隅半島の中で、自然農法、有機農法の農家も周りにいて情報交換をしており、内之浦だけでなく、収量の問題はあるが、もっと他の地域の学校給食でも自然農法の野菜を使って欲しい…と伝えている。

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