2025年04月05日 20時41分

《選挙 》

8日告示の南大隅町長選は三つ巴、町議選は定数12に15人か

13日投開票の任期満了に伴う南大隅町長選、町議会議員選

 令和7年4月8日告示、13日投開票の任期満了に伴う南大隅町長選、町議会議員選挙は、町長選には現職と2新人の三つ巴の戦い、定数12の町議会議員選挙には、今のところ15人が立候補予定で告示日を迎えようとしている。

立候補予定者の政策を聞く会でそれぞれが訴え

 立候補予定者の政策を聞く会が4日、南大隅町役場本庁3階大会議室で実施され、町長選立候補予定者3人、町議選立候補予定者は11人が参加してそれぞれ、立候補に対する思いをPRした。
 なお、町議選の立候補予定者は、現職10、元職1、新人4が立候補する模様となっている。

 同会は選挙演説会ではなく、立候補予定者の考えを聞くための場で、発言は口頭のみとしパネルやプロジェクター等は使用せず訴え、質疑応答はなく、参加者からの声援や拍手は禁止として実施された。

 主催は、南大隅町立候補予定者の政策を聞く会実行委員会(東幸治郎代表)。

写真=3月議会の様子

 南大隅町議会議員立候補予定者で政策を訴えた11人は次の通り(敬称略・登壇順、〇は現職)。

上之園健三〇
肥後玄十
大坪満寿子〇
後藤道子〇
森田重義〇
松元勇治〇
水谷俊一
平瀬十助〇
津崎淳子〇
幸福恵吾〇

 南大隅町長立候補予定者で政策を訴えた3人は次の通り(敬称略・登壇順、〇は現職)。
田中けい
石畑ひろし〇
あいこう真一

 町長立候補予定者のそれぞれ訴えた主な内容は次の通り。

写真=田中けい氏

 田中けい氏は、南大隅町の高齢化が進み、この4年で人口が900人減り、65歳以上高齢化も5割を超え、田畑が荒れ、移動や買い物、通院が不便で銀行、福祉施設等も閉鎖、インフラ整備もまままならないのが現状。
 人口減少に抜本的な解決策を見出せないまま、加速度的に消滅に向かっている。

 今ならまだ間に合う。若い人に、子供や孫にこの町に残ってほしいと切実に願っている。
 私の政策は、自治会、公民館をお借りしてこれまで7箇所でミニ集会を開催。
 基本的な考え方は、国の助けを借りてこの町を再生しましょうということで、4年前とは違う自衛隊の誘致、それに伴う公園や道路の整備など政策を提案している。

 地方自治体であっても広い視野を持って、国際情勢を見据え日本政府のやろうとしていることを理解し国と協力し地域を発展させる構想を描くこと。
 一つは民間ロケットの発射場の誘致。堀江貴文さん、ホリエモンが鹿屋で講演され、自治体で民間が使える発射場を この地域に整備してもらえば来るとおっしゃっていた。
 私も大学で宇宙工学を専攻、この町で民間が自由に使えるロケット発射場を整備する、そうすれば宇宙開発に チャレンジをしている若いベンチャー企業がこの町に集まってくる

 また、住民サービスや第一次産業を守り抜いていくためには財源が必要。ミニ集会でそういったアイデアを細かく説明。
 自然共生をライフワークとしていた鳩山邦夫先生は、この南大隅で蝶の観察を続けることで自然環境の変化を知ることができるとおっしゃっていました。豊かなこの南大隅の自然を私も絶対に守っていく人類社会が未来永劫続いていくためには生物多様性と地球環境の保全が何よりも重要。
 壮大な自然と温かい人豊かな歴史とそれを次の世代に引き継いでいきたいという心意気、日本の原風系がこの町にある。

 私に助けを求める方々がいるこの町と関わって8年、年金族の家庭に生まれ育った私の第2の故郷です。確かによそ者ですが、自分の政策がこの地域にとって町民の皆様にとって、他の誰よりも勝さっていると絶対の自信を持っている。

 そしてこれら政策は、森山裕先生の力で実現可能なものだと確信。

 本土の最南という地理的特性と広大な大地半島ゆえに守られてきた豊かな自然環境という個性を発揮して力を合わせればこの困難は必ず乗り越えることができる。その覚悟を持った町長が誕生すれば政府は必ず手を差し伸べてくれる。
 宿命を使命に変えてこの町の再生に全力を尽くしてまいります。




写真=石畑ひろし氏

 石畑ひろし氏は、4年前に町長に就任しガムシャラに動いてきた。行政に約50年近くおり、喜んでいただけるまちづくりを目指し、町民多くの方々のご意見を聞いてまいりました。

 2人に1人が65歳以上という環境の中、理想もありますが、今いらっしゃる方々を大事に、それが1番大事なことで、この4年間も取り組んできた。

 また新たな政策では、道路網整備も遅れており、大隅縦貫道も佐多から一気に全線繋ぐ形で計画を求め、大中尾から鹿屋まで約40分でという計画進められている。

 また、港の整備が喫煙であり、根占山川フェリーの積み残しが多く、船も約10年を超えており、この船を大きくしたい事業者の計画があり、漁協の船の往来を考え、漁業と商工と、20年前の根占新港の整備、フェリーやトッピー等の誘致を新たな計画とし、昨年末からいろんな下準備をしている。

 港の整備こそが商工発展、物流等の拠点になり、大隅半島の南の拠点にしていきたい。

 肝付医師会立病院も、74億5000万、南大隅町も約35億円、これは7割は国から手立ていただけ、残りは約30年償還で、町民に負担があるということは一切なくご安心いただきたい。

 第一次産業の振興については、持続可能なICT、IoT農業で、ハウスに行かなくとも自宅からスマホから操作でき、畜産の労働力軽減を図る。
 じゃがいもの収穫期ですが、自分で価格を決められない現状で、国でも最低価格を合理的な価格として、食料農業基本法で、労費の最低価格を明示していくことが非常に重要なことで、旗を振って国にも要望していき たい。
 後継農家が研修に行き、新たな提言もあり、6次産業事業計画による5年先、10年先の計画が見える支援を。

 移住定住の方々がピーマン、アボガド、パッションフルーツ、パイナップルを生産、福岡、大阪、東京で売れる。定量出荷で収入の確保を先行き見える形にしていく。

 子育て支援では、給食費から医療費が、完全無償化になり、修学旅行半額支援も佐多地区と根占地区とを考え、3月で予算も通り、この5月の修学旅行から適用され、この原資は町の出身者による、教育のためにという遺言書があり、それを活用していきます。

 佐多が小中で36名 全体で342名、早くしてあげないと子供たちいなく り、子育て支援は喫緊の課題。

 自治会支援なども含め、この町に住みたいという声が多くあり、そういった方と今後の政策をしっかり進めてまいりたい。


写真=あいこう真一氏

 あいこう真一氏は、昨年9月末に役場を退職したのは、町が衰退していく姿に危機感を感じ、この4年間これまでの事業の継続で大きく変わっていず、未来へ投資する新たな事業がなく、町が機能しなくなると強く感じた。

 1番の危機感は、能力のある職員が退職。町にとって危機的な状況であり町長がいくらに政策を提減しても職員がいなければ前には進まない。
 合併して20年、人口も減り続けており、次の4年間、政策の転換機になる重要な期間になる。

 佐多地区の真寿園閉鎖、商店街の衰退、路線バスの廃止、鹿児島銀行の撤退、空き家の増加などで町の活力元気がどんどん失われていっている。

 数年前までは町の人気度認知度が上がったが、ここ数年町目立たない町になった。警察、消防、銀行、医師会立立病院全て錦江町にあり、踏ん張ってこれまで通りの元気な姿に取り戻したい覚悟で立ち上がった。

 約6ヶ月間、3157人を超える声を聞き、少ない年金で本当に生活が苦しく、人生の最後までこの町で住めるようにして欲しいという願い。

 自治会活動も困難で、待ったなしの大きな課題。地域活力の低下、地域経済の衰退、交通手段、介護医療福祉など必要な機能が失われ、この課題をいかに克服できるか、子や孫の世代に訴えたい。

 高齢者支援では、佐多地区では真寿園が閉鎖。まずは佐多地区の介護老人福祉施設の再開に向けた取り組みを進めたい。デジタルを活用し子や孫の顔が見え声が聞こえる仕組みを作り、安心して暮らせる見守りができる制度を作りたい。

 子育て支援で、多くの保護者の方から保育料給食費の無償金銭的な支援は大変ありがたい、ただもっと子育て環境の充実に力を入れ、質の高い教育子供たちの生きる力学力の向上、特別支援教育領育児童支援保護者が望まれる支援策について早急に協議の場を作りたい。

 このほか、人口減少対策で、2拠点生活、保育園留学。農林水産業の後継者不足、自然災害や価格低価から農業経営収入確保を守る仕組みを進め、後継者、移住者など若い世代が安心して就農できる仕組み、絶対に失敗させないサポート体制を構築。

 高齢者世帯等に役場が出かけていく仕組みづくり、自治会活動を通し安心安全を支援する仕組み。
 役場職員の頑張りは必ず町民の幸せにつがり、働きやすい職場環境づくり、財源確保の問題など、もう一度この町に輝きを取り戻し、高齢者を守る子や孫の世代を守れる南大隅町を作ります…などそれぞれ訴えた。

立候補者説明会に出席していた迫口憲明氏は出馬辞退

 なお、立候補者説明会に出席していた迫口憲明氏は出馬を辞退。
 激しい三つ巴の戦いに突入する模様となっている。

 また、町議選で政策を聞く会に出席しなかった立候補予定者の現職は木佐貫徳和氏、浪瀬敦郎氏、新人では田中明郎氏、鍋多孝徳氏の4氏とされており、定数12に15人が立候補の準備を進めている模様だ。

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