《二火会 》
良好な治安は豊かで幸せな国民生活の基盤となる
鹿屋二火会例会で鹿屋警察署の有村署長講話
鹿屋二火会3月例会が令和6年3月12日、鹿屋商工会議所で開催され、鹿屋警察署の有村和行署長の「良好な治安は豊かで幸せな国民生活の基盤となる」の演題で講話があった。
金沢幸一代表幹事が「3月は異動時期で寂しい月だが、今日の講師の有村署長も異動で、今回無理を聞いていただいて、皆さんとこの地域の治安について、皆さんをどう守ってもらっているのかをいっしょに勉強する機会をいただいた。今日お集りの会員の皆さんお一人お一人も、それぞれの立場で活躍されている方々であり、皆さんと今日はともに勉強したい」などあいさつ。
写真=金沢代表幹事があいさつ
次の新入会員の紹介があり、それぞれ自己紹介。
鹿児島テレビ放送㈱鹿屋支社の山下かすみ支社長
鹿児島相互信用金庫鹿屋支店の椎本康弘支店長。
異動となる鹿児島相互信用金庫鹿屋支店の濱田健支店長と、鹿屋郵便局の屋田文昭局長が、鹿屋での思い出話など行った。
写真=異動による新入会員らがあいさつ
講話では、有村署長が喜界島出身で経歴を紹介。
38年の勤務の中、特に交番や派出所勤務で考えたことは「警察の仕事は県民の皆さんが安全で安心して生活できる毎日を守ること」…など述べ、警察の組織を説明。
地域の安全を守る拠点としての交番や駐在所勤務、犯罪に立ち向かう刑事警察。
うそ電話詐欺被害額が全国で441億円、鹿屋署管内は約845万円、有料サイトの未納料金やパソコンウイルスのサポート名目などによる架空料金請求詐欺が急増。
犯人は、言葉巧みに人の不安や羞恥心、金銭欲を煽るなどして州への相談を遮断させ、孤立した被害者から複数回に分けて資力に応じた金額をだまし取る。
振込先が外国人名義や電子マネーでの払い込み、携帯電話番号が+で始まるのは海外からで、出ない、これらにかけ直さない、うそ電話詐欺の可能性が大きいので注意を…など話した。
警察の仕事は、被害者に寄り添って、ありがとうと言われたことで苦労が報われるし、次にやってやるぞというエネルギーも沸く。
38年間この仕事をやってこられたのも、警察に対してご理解、ご協力をいただいた皆さんのお陰。
二火会の皆さんとこれまで会でごいっしょさせてもらい、学んだことがいっぱいありました。改めてありがとうございます…など話した。