2024年04月03日 12時20分

《食・物産 》

有機野菜をいつでも買える環境、その重要性、食育広めたい

 第1回有機野菜の販売会が令和6年3月29日、大崎町役場1階ロビーで開催され、聞きつけた地域住民や役場職員、役場に訪れた町民らが、顔の見える安心な新鮮野菜を買い求めていた。

これは、有機野菜を求めている地域の人が、有機農業者からいつでも買える環境をつくりたい!有機農業の重要性、食育の考えを広めていきたい!と、新大隅青年会議所直前理事長の吉留李奈さんらが呼び掛け、第1回目が実施されたもので、今回の出店者は次の通り。

サンファーム堀口
 新玉ねぎ(有機・農薬不使用野菜)
 同ファームでは、お茶栽培を中心に2011年から有機栽培への挑戦を始め、茶畑20ha、南瓜や玉ねぎ、ブロッコリーの露地野菜0・85haを有機的管理で栽培。

トモタカファーム
 カーボロネロ(黒キャベツ)やアイスプラント、エシャレットなど西洋野菜(減農薬野菜)。
 同ファームでは、さつまいもやじゃがいも、ピーマン、オクラ、ゴーヤ、ズッキーニのほか、イタリア野菜、カーボロネロ、サラダリエールなど役場近くの畑で年間200種類くらいの野菜を栽培。重富荘や県内外のレストランなどに納入している

 今回出店した堀口晃さん、関屋智誉さんは、「野菜のない時季があり、どれくらいできるか分かりませんが、月に2回くらい、1週間に1回くらいやって欲しいという声もありましたので、第2回目も考えていきたい」など話していた。

 吉留さんは「これから有機農業者の方たちもつながり、輪が広がっていけばいいなと思っています」など語っていた。

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