2024年09月04日 13時22分

《行政 》

鹿屋市地域防災リーダー養成講座~新防災マップ活用など

 令和6年度鹿屋市地域防災リーダー養成講座が、令和6年9月1日、鹿屋市役所で開催され、各地域やそれぞれのコミュニティの中で、防災マップについて熱く語り、防災マップ活用講座が実施できる人材、リーダーを目指し講座が開かれた。

 鹿屋市地域防災リーダー制度とは、鹿屋市が行う養成講座を受講した市民を「鹿屋市地域防災リーダー」として任命。
 市役所と一緒に、地域防災に関する普及活動や広報活動を行い、地域防災の核となる「地域における防災のリーダー」を目指す。

 任命後は、防災士や県地域防災推進員の資格取得の支援も行い、防災の一般知識を身につけた「鹿屋市地域防災サポーター」を同時に育成することで、地域防災力の底上げを図る。

 この日は、開講式・オリエンテーションがあり、鹿屋市の自然災害、鹿屋市の防災対策等、AEDを使用した心肺蘇生法などが説明された。

 防災マップ活用講座では、危険箇所の確認、防災情報の確認方法
、避難準備の心得等の各種災害に備える学び。

 平常時の準備と危ない箇所、災害の恐れ時の避難などの気付き。

 平常時での非常持出品の確認、マイタイムラインの作成、防災散歩。災害の恐れ時の避難スイッチON、早めの避難などの動きなどを確認。

 新防災マップの活用方法では、洪水浸水想定区域見直しに対応、
新しい土砂災害特別警戒区域の
指定に対応、5段階の警戒レベルを用いた避難情報などを確認した上で、自宅の位置、危険な場所、避難先や経路を確認し、防災マップに書き込む。

 防災マップと拡大マップに一次避難所と一番近い指定避難所を
確認して○印をつけ、あわせ避難先までの安全な避難経路を確認。

 
 自宅から避難所までなど実際に歩いてみよう。避難に車を使う人は防災ドライブをしてみよう…など、実際、居住地の鹿屋高校付近 から一次避難所のリナシティまで、2つの経路で徒歩で17分と20分。

 もしリナシティに避難できない場合、東地区学習センターへ23分など説明。

 指定避難所、全63施設と、協定による福祉避難所、39施設を確認し合った。

 さらに、自主防災組織と地区防災計画などの説明もあった。

 鹿屋市では平成4年から同講座を開いていて、これまで72人がリーダーとなり、今回、10人が受講した。

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