2024年09月05日 12時56分

《おおすみ雑記 》

植物の生命とは?習性とは?生命を維持するものは何?

 鹿児島県の2023年度の農林水産物輸出額は、前年度比12%増の366億6900万円。これは3年連続で過去最高を更新しているという。

 中でも、健康志向の高まりなどを背景に、お茶が好調で2・4倍と好調。
 欧米を中心にラテやスイーツ向けの抹茶需要が拡大、原料となるてん茶工場の整備や有機栽培が加速。2025年度までの達成目標20億円を大きく上回る32億5700万円。

 アフターコロナの外食需要の回復や円安も追い風となり、農畜林水の全部門で前年を上回り、品目別では牛肉の140億1100万円(前年度比13%増)、国・地域別では米国の約170億円(同23%増)が最多。養殖ブリは原発処理水海洋放出の影響で中国向けが減ったものの、和食ブームを背景に米国需要が堅調で7%増の119億1600万円。

 サツマイモも焼き芋人気を受け16%増の8億9400万円、これらが農産物全体を押し上げ、89%増と部門別で最高の伸びで、県は2025年度までに農林水産物輸出額500億円の達成を目指しているという。

 そうした中、農や食、それも有機農業とかの話で、お茶に関してはこのほど、大隅地域の3生産農家のお茶や紅茶、9商品がイギリスのグレイト テイスト アワード2024で受賞したというニュースを聞いた。

 国が進めるみどりの食料システム戦略では、農産物の環境負荷低減の取組の「見える化」、温室効果ガス削減への貢献と生物多様性保全への配慮などで有機農業の推進もうたわれている。

 大規模農業とはまた違った角度で、鹿屋市も広報誌で環境保全型農業に取り組みましょうと特集を組んでいる。

 化学肥料 ・農薬の使用量低減や温室効果ガス削減、農産物の生産に適した土づりなどにより、環境への負荷を低減した農産物の生産に取り組む農業で、「第2次かのや農業・農村戦略ビジョン」の本施策の一つとして、環境保全型農業の推進を掲げている。

 そこで、有機農業をしている方々と接する機会も増えてきて、いろいろ話を聞いたり、本や雑誌を読んだりしている。

最初は何が何やらちんぷんかんぷん

 ちょっと極端かもしれないし、大規模ではできないのだろうが、不耕起栽培の畑など目にし、無農薬、無肥料でその土地に合った、その土地の地力を使った野菜作りも少しずつだが増えてきているのか。

 現実にはかなり難しいのだろうが、視点を変えて水と二酸化炭素と太陽、遺伝子、酵素など、土づくり以前の植物の基本となるものに着眼して、農作物と向き合っている場へ連れて行ってもらった。

 農業の基本になるものとして、
 植物の生命とは何か?→水と二酸化炭素と太陽。
 植物の習性とは何か?→遺伝子
 植物の生命を維持するものは何か?→酵素
 植物を生成させる原動力はないか?→水素濃度PH
 植物の生活環境とは何か?→高・低気圧の移動。

 これらを勉強しておられた。
 資料を渡されて、最初は何が何やらちんぷんかんぷん。

 ただ、これはちょっと勉強をしてみる価値があるのかな…ということを考えはじめている。

 あまり詳しいことは書けないのだが、分かる範囲で情報を共有してみたい…つづく。(米永20240904)

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