《雑草 》
今度の総裁選が何かしらの指針を与えてくれるだろう
自民党総裁選は候補者が11人前後の混戦模様になる様である。小泉進次郎氏はまだ早いから50歳になってからでも総理戦に出ても良いとの話をしていた。
安定政権の総理を狙い小泉流の政権を構築して、日本の政治を思い切って行えばよいと思っていたようである。
今の様な混戦模様になってからからは急に立候補を決めたようである。
対立候補に若手が立候補してくれば今迄のようには悠長にはしておれず、各陣営の立候補の予定者の枠組みを見て戦略を根本的に変えたようで、すでに推薦人を確保して立候補を6日に表明した小泉候補である。
予定者11人は推薦人確保は様々なしがらみがあり今調整中であり、締め切り日までには間に合うとの事である。
全国では、秋田県大館市の市長が27歳で当選した。全国最年少の石田健祐氏である。叩き上げの工業高校卒の生涯学習の県民性が生んだ首長で地域が立派な市長に育てるだろうし本人の生涯勉強の根性が秋田県の県民性である。
又2023年に兵庫県芦屋市長になった高島俊輔市長は灘中から灘高校と進み在校中は生徒会長を務めるエリート出身の市長もいる。東大とハーバード大学に合格し東大から(4月入学し)9月にハーバド大学に入学し理系に転化しる。
2023年26歳2か月で兵庫県芦屋市の市長に就任、稀に見る秀才であり国際人養成の為に、NPO法人留学プロシップ理事長に就任する若くしてやり手である。
今行政も若手が台頭してきている現実である。
世相が変わりつつあるのではないか
前置きが長くなりましたが、本題は自民党総裁選挙の候補者が若返えったのは、世相が変わりつつあるのではないだろうか。
総裁候補者に若手の小林鷹之49歳で早々に出馬を表明し、小泉進次郎氏が42歳で出馬を表明する。
小林氏のキャリアは東大合格しオックスフォード大学院で出ており議員歴もあり小泉氏に若さに劣るが一番乗りで躍り出た。
雑草的感覚から、各新聞等の情報収集してみて下馬評をしてみると、混戦模様前の情報だったら石橋と小泉氏か、それとも小林氏かも知れなかった。
河野氏は、麻生氏から私への出馬挨拶が遅かったと言われるが、麻生氏とは河野氏の実父とは切っても切れない盟友だったから慢心があったのだろう、あらゆる情報から見ると麻生氏の影響力も今回の総裁選戦の結果次第で強まるか細くなるかが観られる。
麻生氏と云えば麻生財閥と言われた御仁だったから子分が離れようとしないか、麻生氏が解散をしないかである。
麻生氏は配下の面倒見は良かったと聞く。おしゃれで背広にパナマハットは一昔前よく見かけたが、今は麻生氏以外はあまり見ない。
イタリア製のボルサリノ製でジャン・ギャバンが良く被っていたお洒落な中折れ帽子で、今回の自分が推した首相候補が落ちるとひょっとすると今後見れなくなるかも知れないお気に入りの帽子である。
総裁選はどのような結果に落ち着くかが関心事である
小林鷹之氏は49歳で、小泉氏は43歳でありそんなに若くない、キャリア的には小林氏が勝っている様だが政治経験は小泉氏が勝っている。
若手同士で何方かを選ぶかである。
上川陽子外務相は岸田総理の下でよく頑張ったが総理候補として他の議員にどの様に映ったか、これも見ものであるが、高市早苗氏の様に前から動けばよかったが推薦人集めに苦労しているみたいである。
今迄の世論や報道紙の結果から見ると石橋氏が上位にいたが、各地で若手が台頭し総理候補選にも名乗りを上げてくる総理候補戦に、私が総理に指名されたら議会を直ちに解散すると表明するが、今回は総裁選であるので今は総裁を決めることは大事である。
乱戦模様の自民総裁選を無事に終わらせ新総理の下に如何に野党と戦うかを決める事で、総裁選はどのような結果に落ち着くかが関心事である。
サプライズありか…予測は難しい
今回の総裁選で若手のキャリア組の台頭があるのか、それとも政治は経験則と国際的な人間関係の構築が重視されるかを試されるだろう。
私のように気儘に記述する者に予測は難しいし今回の様に乱戦模様は下馬評しない方が良い。
サプライズが起る可能性はあるかもしれない、日本の総理として相応しい人に落ち着いて欲しいし今後の日本の政治を、今度の総裁選が私達に何かしらの指針を与えてくれるだろう。
各候補者の善戦を祈念しております。(岩重20240907)