《コラム・随想 》
少しだけ入院していろいろ考えたこと~衆縁和合
先週、私としては初めての体験となった「良性発作性頭位めまい症」。
前回も少し書いたが、主な原因は、内耳の半規管にある耳石(カルシウム結晶)が本来の位置から剥がれ落ち、三半規管内に入り込み、平衡感覚を感知する役割を持っている耳石が異常な位置に移動すると、脳に誤った信号を送り、回転性めまいを引き起こす。
悪心や嘔吐、眼振(目の揺れ)が生じることもあるというが、まさにその症状が激しく表れた。
退院してからお会いする人、その話題となって、よく聞いてみると、私の周りにも、罹った方々が結構いらっしゃった。
初めてのことだし、この歳になると、同級生とかに会っての話題は、体調や病気のことが多くなってきているが、それでもこれまで話題にはならなかった。
なので、珍しい病気だと思っていたが、そうでも無かった。
話をした中では、罹っている人は女性のほうが多いのかなという感じもした。
症状は、通常数日から2週間程度で自然に軽快するらしいが、治療や個人差により1か月以上かかる場合もあり、再発することもあって1年に数回同じような症状が出る場合があるという。
私としては、もうあの体験は嫌だ。
原因の一つが加齢ということもあって、これといった予防法はないみたいだが、症状の軽減や回復を早めるために頭位治療(めまい体操)として、頭や体を動かして、内耳の耳石を元の位置に戻す方法、代表的なものにエプリー法やレンパート法があるという。
私としては、初めての経験で、暑い日中のことだったので、熱中症と勘違い、周りもそう感じていたので、原因が分かるまでは生きた心地がしなかった。
もし、突然のめまいが起こった時は、「良性発作性頭位めまい症」を頭の中に入れておけば、気持ちが少しは楽になるのかもしれない。私の体験から…。
今朝は、一つ下の中学野球部の後輩との話で、彼も大きな病を患い、昨年の記録的な大雨で家が床上浸水の被害になったという。
何が幸せなのか、歳を少しずつ重ねながら、人それぞれかもしれないが、その考え方や価値観も変わってくるようだ。いろんなことを体験すればするほど…。
と言いつつ、何回か書いてきたことだが、「空」や「無」ということを理解しようとしているが、なかなか…。
宗教的なことではなくて、日常の生活の中でも「衆縁和合」ということ、大事にしていききたい…など考えたりしている。
モノや人との社会的な関わりはもちろん、私たちが生きていく上で原点となるような自然との関りを大事にしてさらに生きていきたい…と。
入院してバッグなど荷物は持って帰られ、手元には携帯電話だけ、それも途中で電池切れ、何をするでなく、ベッドの上で何やら考える時間をもらったような気がした。
いい意味で捉えながら、前向きにまた過ごしていきたい。(米永20260811)













































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