《医療・福祉 》
志布志市役所に設置型ベビーケアル-ム「mamaro(ママロ)」
設置型ベビーケアル-ム「mamaro(ママロ)」お披露目式が、令和6年9月19日、志布志市役所志布志庁舎2階ロビーで行われた。
ママロとは、授乳だけでなく、着替えやおむつ替えとしても利用が可能で「お出かけ先でも安心して授乳したい」というお母さん方の悩み解消と、スペース等も含め「授乳室を提供できない」という施設の双方を一度に解決できる設置型IoTベビーケアルーム。
完全個室のプライベート空間で、畳1畳分ほどのスペースがあれば設置できロビー等のデッドスペースを有効活用。デジタル技術を活用して子育て世帯向けの情報配信が同時に行える。
また長時間利用者がいた場合にはアラートされるので、安心して運用可能となっている。
志布志市は、リコージャパン㈱鹿児島支社の協力で、安心して出産や子育てができる環境構築の-環として設置。
この日は、下平晴行市長が、ママロ設置により「さらに子育て世代に寄り添いながら、お子様連れでも気軽に利用できる施設を目指していきたい」。
リコージャパン㈱鹿児島支社の橋口和浩部長が「快適で便利な場所になることを目指し、親子が安心して利用できることを願っています」などあいさつ。
ママロのお披露目としてくす玉が割られ、早速市役所を訪れた久賀加奈子さん(29)、皇良君(3ケ月)親子が利用しながら、リコージャパン㈱鹿児島支社の木幡淳也公共グループリーダーが、ママロの説明を行った。
久賀さんは「これまで授乳するときトイレを使ったりし、他の利用者を考えるとゆっくり授乳できなかったけど、ここでは落ち着いてできるし、男性も気軽に入れるのでありがたいと思います。
市役所で子連れで待っているときも、赤ちゃんの鳴き声が気になっていたし、ここではゆっくりとあやすことができるので感謝です」など話していた。