2025年11月18日 09時33分

《政治・行政 》

南海トラフ地震で最大の津波の高さが9㍍、最短で37分

東串良町津波避難訓練 防災講話も

 令和7年度東串良町津波避難訓練は、11月8日(土)、町内全域の指定緊急避難場所で実施され、柏原小学校では防災講話もあった。

 同町では、東日本大震災を教訓に津波対策を講じ、災害への旧頃の備えが重要とし今回、東串良町役場防災庁舎2階に災害対策本部を設置し、町全域を対象に津波避難訓練を計画。

 津波を想定した避難対策として、避難経路の確認や要援護者の避難対策など実際の津波避難訓練に反映することを目的として実施され、緊急避難場所に指定された学校や公民館等に住民が避難、その誘導訓練が行われた。

 また、避難訓練終了後、鹿児島地方気象台南海トラフ地震防災官の茅野信一郎を講師に、防災講話があった。

 防災講話では、「地震・津波から命を守るために~知っておいて欲しいこと~の内容で、まず大きな地震が起きたら、建物が壊れる、倒れる、道路が壊れる、地面がドロドロになる、津波が発生する…など説明。

 緊急地震速報の仕組み、津波発生の仕組み、津波の速さを考えると見えてからでは逃げられない、南海トラフ地震で東串良町は最大の津波の高さが9㍍、1mの津波が到達するまでの時間は最短で37分。
 鹿児島県では最悪で死者約1400人となる、命を守るため逃げるために知っておくべき地震臨時情報のキーワードを知ってほしい。
 そして地震・津波への日頃からの備えなどについて話があり、熱心に聴いていた。

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