《地域づくり 》
持留小近くの森のおうちを寺子屋へとボランティア清掃
大崎町の持留小学校近くの空き家を、子供や地域のために寺子屋に!と、令和6年9月29日、森のおうちボランティア清掃が行われた。
持留小にお子さんが通う柳原路子さん(38)は、小学校の学習支援員として勤務する傍ら、夏休みなどに大崎町内の宿題クラブの講師をしており、子どもが小規模校の持留小学校に通い、過ごす中で、持留には、学童や子どもたちの遊び場、また、地域の方々との交流の場があまりないことに不便さを感じていたという。
持留の人たちと知り合いになるなかで、みんな仲良く、自分たちで考えて行動でき、奉仕作業などはみんな一生懸命にやって活動していく過程で、子どもも大人も、もっとかがやく持留を目指して、寺小屋を作ろうと考えはじめたという。
その実現に向け近くの空き家を借りて実現に向けて動き出し、今回の清掃ボランティアとなった。
土地建物所有者は、鹿屋市在住の柴立豊子さん(鹿屋市議会議員)で、明治時代に建てられたものをリフォームしたもの。
柳原さんは「柴立さんのご厚意で、子どもたちや持留のために使用許可をいただき、賃貸として借りることになりました。持留の人たちの中には、木工が得意だったり、剪定が得意だったりする人たちもいて、今回の森のおうちボランティア清掃は、持留小学校保護者や、持留郵便局、周辺のお宅を訪問してチラシを配り周知。
チラシを見てくださった保護者の方や、地域の方々、子どもたち、口コミやSNSを見て来てくださった鹿屋市の方も来ていただきました。
清掃ボランティアでは、家の中も外も、ほぼ使える状態になりました。また、近所の方がご厚意で、手作りの子ども用テーブルと椅子をプレゼントしてくださりました。子どもたちは、さっそく使って、お話をしたりして楽しんでいました。」と語っている。
応援してくださる企業、協賛企業なども募集
さっそく10月に1回、放課後イベントをする予定で「今後は、寺小屋イベントや、地域の方々との交流イベントをして、常時開設を目指していきます。応援してくださる企業、協賛企業なども募集しています。」と呼び掛けている。