2025年05月08日 15時45分

《行政 》

複合施設でセキュリティ機能高い曽於市大隅支所新庁舎落成

曽於市役所大隅支所新庁舎、市立図書館、大隅中央公民館

 曽於市役所大隅支所新庁舎、市立図書館、大隅中央公民館の落成式が、令和7年5月6日、同市大隅町中之内地内の新庁舎内で開催され、翌7日から業務が開始された。

写真=あいさつする五位塚市長

 新庁舎は木造平屋建て、建築面積2016平方m、施設面積7142平方mで、総事業費12億1千万円、うち工事費10億7千万円。
 主な財源は、合併特例債4億9千万円。

写真=勇壮な弥五郎太鼓の演奏でオープニング

写真=森山裕衆議院議員が祝辞

 新庁舎の特徴は次の通り。
 〈人と環境にやさしい庁舎〉 
 地元産木材を活用、ワンフロアで受付窓口等の案内も色と番号で分かりやすいサインを配置。
 みんなのトイレや授乳室を設置、子育て世代も利用しやすくなり、思いやり駐車場の屋根を大きく設置し安全に駐車ができるようになっている。
 〈防災・減殺の拠点となる災害に強い庁舎〉
 停電や水道が遮断された場合を想定し、非常用電源受水槽を設置、災害時には一時避難施設として機能しつつ、庁舎機能を停止することなく継続業務できる庁舎とした。
 〈機能性・効率性を重視した経済的な庁舎〉
 太陽光など新エネルギー技術導入、複合施設のため適切な入退室管理とICT化に対応したセキュリティ機能の高い庁舎となった。
 〈住民誰もが利用しやすく親しまれる庁舎〉
 来朝者が利用しやすく、インクルーシブデザインによる整備、 絵のまち曽於を推進、中央公民館側のホワイエに、絵画展示スペースも

 設計・監理、㈱畠中設計
 施工建築主体、渡辺・川原田特定建設工事共同企業体(建設・外構工事)
 電気設備、中外電工㈱、九州電通建設㈱
 機械設備、カネダ設備ガス㈱

 この日は、オープニングで勇壮な弥五郎太鼓の演奏があり、五位塚剛市長があいさつ。
 工事関係者に感謝状が贈られたあと、迫杉雄議長(重久昌樹副議長代読)、森山裕衆議院議員、瀬戸口三郎県議会議員が祝辞を述べ、テープカットがあり落成を祝った。
 式典終了後には、関係者や市民による新庁舎の内覧もあった。

曽於市役所大隅支所
〒899-8193
曽於市大隅町中之内9135番地
TEL:099-482-1211(代表)

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