《建設・インフラ 》
都城末吉道路・曽於志布志道路の早期事業化に気勢上げる
都城末吉道路・曽於志布志道路建設促進合同決起大会が、令和8年8月29日、末吉総合センターで開催され、会場いっぱいの参加者が、両道路の早期実現に向け気勢を挙げた。
竹田正博曽於市長による主催者代表あいさつ。
森山裕衆議院議員(鹿児島県第4区)、松下新平参議院議員(宮崎県選挙区)、山内佳菜子参議院議員(宮崎県選挙区)、塩田康ー鹿児島県知事代理の藤本徳昭副知事、河野俊嗣宮崎県知事代理の竹内大一郎、国土交通省九州地方整備局の森下博之局長の6名による来賓祝辞があり、下平晴行志布志市長が、次の大会決議(案)を朗読し、満場で採択を行った。
令和8年度 大会決議
近年、自然災害の激甚化・頻発化により、広域的な救命・救急・支援物資の輸送体制の強化が急務となっている。
世界でも有数の活火山である桜島は頻繁に噴火を繰り返しており、同じく平成23年に噴火した新燃岳の降灰に伴う災害は記憶に新しく、現在、両山ともに噴火警戒レベル2以上となっている。
加えて、南海トラフ地震や鹿児島湾直下地震等の大規模災害発生時に、法定化された九州道路啓開計画や鹿児島県道路啓開計画において「広域支援ルート」として位置付けられている志布志福山線では、令和7年8月に発生した線状降水帯による道路冠水で通行止めが発生し、地域住民の生活や経済活動等に支障が生じた。
このことから、南九州においては、防災拠点との連携や迅速な支援輸送を可能とする道路ネットワークの整備が不可欠であり、その実現に向けた取組が強く求められている。
一方、志布志港は、鹿児島・宮崎の農畜産業を支える飼料の物流拠点・「国際バルク戦略港湾 (穀物)」であり、さらには産地と海外を直航サービスでつなぐ「産直港湾」である。なお、志布志港港湾計画は令和7年1 1月に改訂され、ROROターミナル・フェリーターミナルの新設、原木ターミナルの集約等が今後進められる。
東九州自動車道と都城志布志道路を横軸でつなぐ「都城末吉道路」「曽於志市志道路」の整備により、志布志港はもとより、曽於市・志布志市・都城市の本圏域から鹿児島港、油津港、宮崎港等の重要港湾へのネットワークが強化され、食糧基地である本圏域から国内外の消費地への移動時間の短縮が図られる。
さらに、本圏域は広域防災拠点を有しており、両道路の整備によって発災時における被災工リアへの迅速な人的・物的支援が可能となる。
また、クルーズ船受入港やフェリー航路のある港などからの入込客も増加傾向であることから、南九州の観光資源等を結ぶことにより、圏域経済の拡大にも大きく寄与するものである。
このようなことから、次の事項について決議する。
一、(仮称)都城末吉道路について、早期事業化を図ること。
一、(仮称)曽於志布志道路について、早期事業化を図ること。
一、国土強靱化実施中期計画を踏まえた関係予算については、危機管理投資による強い経済の実現の観点も踏まえ、通常道路予算とは別枠で、必要な予算を満額確保すること。
一、資材価格等の高騰、近年の建設業における人件費の上昇等の影響を十分に踏まえ、計画的かっ長期安定的な道路整備・管理が進められるよう、新たな財源の創設等により、令和9年度道路関係予算については、所要額を満額確保すること。
一、大規模自然災害に即応するため、地方整備局や河川国道事務所などの体制強化や必要となる資機材の更なる確保に取り組むこと。
以上決議する。
令和8年8月29日
都城末吉道路建設促進協議会
曽於志布志道路建設促進協議会
都城末吉道路・曽於志布志道路の整備で生まれる3つの効果は次の通り。
【防災機能】
~防災拠点をつなき、命と暮らしを守る~
●宮崎自動車道とのダブルネットワーク形成
都城末吉道路の整備により、南海トラフ地震や新燃岳噴火などの発災時に、地域の安全、防災力が飛躍的に向上
●九州・鹿児島県道路啓開計画の「広域支援ルート」の強化
曽於志布志道路の整備により、救命・救助活動の安全かつ迅速な実施
※広域支援ルートは、発災から概ね24時間以内に自然災害に伴う道路上の障害物除去を目標
●防災拠点の機能強化
進出拠点の「道の駅すえよし」と広域進出拠点「還の駅都城NiQLL」からの被災エリアヘの迅速な人的・物的支援の実現
【物流・経済】
~南九州の物流・経済基盤の発展を支える~
●志布志港とのアクセス強化による物流ネットワークの拡充
薩摩半島を含む広域からの志布志港へのアクセス強化と、農林畜産物の輸送時間の短縮・コスト抑制・効率化の実現
●重要港湾などへのアクセス向上
ROROターミナル新設などが進む志布志港をはじめとする南九州の重要港湾等と圏域とのネットワーク強化による、地域産業の競争力向上
【観光・交流】
~南九州をつなぎ、交流人□を増やす~
●広域アクセスの強化と周遊ルートの創出
鹿児島~宮崎間の移動時間の短縮と観光資源への相互アクセス向上並びに新たな広域周遊ルートの創出
●受入環境の充実と交流人口の拡大
観光施設の機能強化・利便性向上による、インバウンド客等を抑え入れる受入環境の充実及び圏域の経済活性化












































カナザワ様 7月例会_250708_10_1024.jpg)





